米国株式市場は、高い経済成長期待から一転、新型コロナウイルスの感染再拡大や、スエズ運河の座礁船が及ぼす長期の物流への影響など、先行きに対する警戒感が高まっています。また、相場の注目ポイントになっている米国債10年利回りは足元で下落する局面がありましたが、下げ幅は限定的です。利回りが下がるとグロース株には追い風が吹きますが、まだその状況ではないようです(日本時間3月26日現在)。
こうしたなか、引き続き注目したい銘柄はシクリカル銘柄です。シクリカル銘柄とは、景気循環銘柄のことで、景気の変動によって大きく業績が左右される銘柄を指します。足元では先行きに対する警戒感が高まる状況ですが、今後、経済が上向くか下向くか考えた場合、バイデン政権の施策等を考慮すると上向く可能性の方が高いです。そのため、今年はシクリカル銘柄の業績拡大に期待が集まりやすい年となります。一方、昨年、コロナ禍の中で業績好調だったグロース株は、利益確定売りが出やすい状況です。
シクリカル銘柄は、経済の好転時に注目を浴びます。取扱う商品は重機や建材等で景気変動の影響を大きく受けます。それに加えて、製造工場などの固定費を抱えている企業も多く、経済が好転した場合に、売上高以上に利益が大きく上振れやすい特徴があります。
シクリカル銘柄の代表的な銘柄としては、建機・鉱山機械のキャタピラー(CAT)、鉄道のユニオン・パシフィック(UNP)、建築骨材のヴァルカン・マテリアルズ(VMC)が挙げられます。ETF(上場投資信託)ではスパイダーの資本財セレクト・セクター SPDRファンド(XLI)があります。XLIは、S&P500の資本財セクターと連動することをターゲットにしており、今期利益の大幅な拡大が期待されているボーイング(BA)とゼネラル・エレクトリック(GE)もポートフォリオに含まれています。
債券利回りが高止まりする状況であれば、バリュー株も引き続き注目を浴びるでしょう。代表的な銘柄は、米国の銀行最大手のJPモルガン・チェース(JPM)。半導体のインテル(INTC)も候補に挙がります。
最後に、消費もバイデン政権の施策の恩恵を受けて拡大する可能性があります。コロナ関連の規制がくすぶるため警戒されていますが、ブランド力の高いウォルト・ディズニー(DIS)、ネットワーク決済・管理最大手のビザ(V)、足元で宅配メニューの値上げを実施したチポトレ・メキシカングリル(CMG)に注目しています。外食は、原材料の値上がりや将来的な人件費上昇が今後のリスクになりますので、それに対応する値上げができるかで、取捨選択が進むとみられます。





















































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