新型コロナウイルスの影響で、どこのご家庭も大変な毎日をお過ごしのことでしょう。子ども6人を抱える筆者も休校・休園と、夫のテレワークで毎日3食のご飯の準備が何より大変です。いつまでこの生活が続くのか…と不満も不安も尽きないことと思いますが、今できることをやるしかありません。直面する収入減や不況に備え、家計を預かる主婦が今やるべき3つのことをお伝えします。

1:今こそ固定費を削減しよう!

 新型コロナウイルスの影響で今後多くの業種で収入減が見込まれます。在宅勤務や時短勤務によって残業代がなくなったり、夏のボーナス全額カットとなったりという事態も考えられます。支払い猶予や貸与などの支援策もありますが、最終的には返済しなければならず、問題の先送りに過ぎません。

 そこで、今やるべきことの1つ目は固定費の削減です。

 今まで何となく契約し、支払い続けていた固定費を一つずつ確認しましょう。固定費を削減することによって収入減を補えるかもしれません。

光熱費

 ガス会社や電力会社の変更をしたことがない場合は、契約会社の変更で安くなる可能性が高いです。ネットや電話で契約会社の変更が可能です。

通信費

 月数万円にも上る通信費はこの機会に大削減を! 格安SIMへ変更しましょう。どうしても現在のキャリアを使い続ける場合は明細を確認し、料金プランを見直し、不要なオプションを解約しましょう。

自動車関連費

 日常的に車が必須というわけではない場合、公共交通機関や自転車で代用できる場合は思い切って車を手放しましょう。車移動が必要なときはカーシェアやレンタカー、タクシーが利用できます。

生命保険料

 必要以上に加入していないか見直しましょう。もしもに備え過ぎて今の生活が苦しくなっては本末転倒です。保障としては必要だけど、新型コロナウイルスの影響で保険料の支払いができない場合は、支払い猶予の制度を設けている会社もあります。各種保険会社に問い合わせてみましょう。

新聞、雑誌定期購読代

 生活必需品ではないものです。家計状況が落ち着くまではテレビやネットを活用し、家計が改善してから再講読を検討しましょう。

クレジットカード

 年会費のかかるクレジットカードは今すぐ解約しましょう。利用するクレジットカードは1~2枚に厳選しましょう。

 今まで忙しくて見て見ぬふりをしていたこれらの固定費の削減に、今こそ着手するときです。これだけの見直しをすれば月数万円浮くという人も多いはずです。固定費を削減しておけば、いずれ景気が回復してきてからは貯蓄を増やすことができますよ。