1987(昭和62)年10月19日
ブラックマンデー、世界中で株暴落
1987(昭和62)年10月19日、ニューヨーク市場で株価が急落。翌日の東京市場も売りが殺到し、世界中の株式市場が暴落に見舞われました。
この日、NYダウ平均株価は22.6%安と史上最大の急落に見舞われました。翌20日の東京市場では、日経平均株価が前日比3,836円48銭安の21,910円08銭と急落しました。下落幅だけでなく、14.90%の下落率も過去最大となり、欧州にも連鎖しました。
しかし、翌21日には日経平均が2,037円32銭高と急反発。このことが安心感を生んで、世界株安は急速に収束していきます。
NYダウが急落した原因は、コンピューターによる「プログラム売り」とされました。株価の急落を受けて、コンピューターがプログラムに従って投げ売りを指示。さらに株価が下がって売り物が増えていく悪循環となったのです。