IMMポジション分析：円ロングは4年ぶり高水準

円ロングは前週比約33%増加！ただし日銀会合前

IMMポジション推移

CFTC（全米先物取引委員会、Commodity Futures Trading Commission）発表による1月26日現在の建玉報告によると、CME（シカゴ・マーカンタイル取引所）通貨先物市場において、投機筋の円のネット・ロングポジションは前週比約32.9％増加して+50,026枚になりました。4週連続の増加で、円ロングの枚数は2012年2月7日以来まで膨れ上がりました。しかし、日銀のマイナス金利導入によるリスクセンチメントが逆転し、1月29日には大幅な円安となっています。IMMトレーダーもポジション調整を強いられたのではないでしょうか。

IMMドル円ポジション

本日のピボット分析

ドル円 PIVOT=121.05 RES1=122.42 SUP=120.60

ピボットとは、前日の値動きをもとに、今日のサポートやレジスタンスを計算するテクニカル指標です。海外では多くのトレーダーがデイトレードのエントリーやエグジットレベルとして活用しています。