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当コンテンツでは、投資信託の値動きを投資対象別に分類した楽天証券分類平均インデックスを使い、各分類の騰落率をランキング形式でお届けします。今、上昇している分類、下落している分類を把握することで、今後の投資判断の参考にしましょう。
基本8分類の直近3カ月間の騰落率
まずは、分散投資の基本となる国内、先進国、新興国の株式、債券、REIT（リート：不動産投資信託）の基本8分類の騰落率を定点観測してみましょう。
2024年2月末を基準とした過去3カ月間の騰落率を見ると
「国内株式」、
「先進国株式（広域）-為替ヘッジ無し」、
「海外REIT（含む北米）-為替ヘッジ無し」、
「新興国株式（広域）-為替ヘッジ無し」、
「先進国債券（広域・高格付）-為替ヘッジ無し」、
「新興国債券（広域・新興国通貨建）-為替ヘッジ無し」
が上昇する一方、
「国内債券」
はほぼ横ばい、
「国内REIT」
は下落しました。
代表的なインデックスファンドで過去3カ月の動きを見ると、下図のように推移しています。
直近3カ月の楽天証券分類平均リターンランキング
続いて、投資対象市場や投資地域をさらに細かく分けて見てみましょう。
楽天証券分類、およそ250分類の中から、値動きの傾向を把握しやすい分類を厳選し、上位・下位5分類の騰落率をまとめた結果がこちらです。
過去3カ月間の騰落率で上位5分類は、
「米国株式-為替ヘッジ無し」、
「国内株式」、
「インド株式-為替ヘッジ無し」、
「先進国株式（広域）-為替ヘッジ無し」、
「オーストラリア株式-為替ヘッジ無し」
でした。
上位3分類の中で、それぞれ目立った銘柄としては、
「eMAXIS Neo 遺伝子工学」が＋34.34％、
「日本次世代経営者ファンド」が＋31.80％、
「HSBC インド・インフラ株式オープン」が＋20.09％の上昇でした。
一方、下位5分類は、
「国内REIT」、
「中国・香港株式-為替ヘッジ無し」、
「金関連-為替ヘッジ有り」、
「国内債券」、
「北米債券-為替ヘッジ有り」
です。
目立った銘柄としては、
「チャイナ・エネルギー・イノベーション株式ファンド」が▲11.41％、
「DIAM J-REITアクティブファンド（毎月決算型）」が▲7.45％、
「ピクテ・ゴールド（為替ヘッジあり）」が▲2.32％の下落でした。
