POINT

  • 長期保有株主様向け優待制度を実施
  • 業績向上に貢献した「ファンタジースプリングス」!
  • 来年2026年以降も新規のイベントやアトラクションが続々と登場!
  • 客室稼働率約95%! 高収益のホテル事業も堅調そのもの
  • 2028年度に始動するクルーズ事業は収益性の高さに期待!
  • 日本を代表する成長株として、長期的な視点での投資を検討するチャンス!

長期保有株主様向け優待制度を実施

「東京ディズニーリゾート®」を運営するオリエンタルランド(4661)といえば、楽天証券の「株主優待検索」でもトップ10に入る、非常に人気が高い優待株です。

 オリエンタルランドの株主優待制度は、3月末に500株保有で株主用パスポート1枚が贈呈されます。

 また同社は2023年9月末から長期保有株主様向け優待制度を新設。2026年9月末以降は、最低売買単位の100株保有でも毎年9月末を基準日に3年以上継続保有で株主用パスポート1枚が贈られます。

 例えば、2025年9月末に100株を購入して、3年後の2028年9月末まで継続保有すれば、それ以降は長期保有株主様向け制度で100株保有でも毎年1デーパスポートが1枚贈呈されるというわけです。

 今後も「東京ディズニーリゾート」のテーマパーク事業やホテル事業、そして2028年度から就航する予定のクルーズ事業が順調に成長する可能性を考えると、株価水準の面でも長期投資を始めるチャンスといえるでしょう。

オリエンタルランドの通常優待

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業績向上に貢献した「ファンタジースプリングス」!

 そんなオリエンタルランドは2025年4月に「2035長期経営戦略」を発表しました。

 これから10年間の詳細な事業計画も示された長期経営戦略では、2036年3月期に2025年3月期の約1.5倍となる売上高1兆円以上を目指し、主力のテーマパーク事業やホテル事業の拡充・発展、2028年度に就航予定のクルーズ事業の成長を力強く推進する姿勢が示されています。

 テーマパーク事業では2024年6月にオープンした東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」が現在、人気を博しています。

 ディズニー映画『アナと雪の女王』をテーマにした「フローズンキングダム」、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』をテーマにした「ラプンツェルの森」、ディズニー映画『ピーター・パン』をテーマにした「ピーターパンのネバーランド」の3つのエリアで構成される「ファンタジースプリングス」。

 エリアのエントリーウェイには、テーマにゆかりが深い「魔法の泉」がゲストを出迎えるように設置され、壮大なディズニーファンタジーの世界に没入できるようになっています。

「ファンタジースプリングス」の営業が通年で業績に寄与した2025年3月期の連結決算は売上高が前期比9.8%増の6,793億円、営業利益が4.0%増の1,721億円と、売上高・利益ともに過去最高を更新する原動力になりました。

テーマパーク事業では東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」が好調!

来年2026年以降も新規のイベントやアトラクションが続々と登場!

 今期2026年3月期は2026年4月15日から2027年3月31日までの期間、東京ディズニーシー25周年記念イベント「スパークリング・ジュビリー」が開催される予定です。東京ディズニーシーの「ファンタジースプリングス」をはじめとした8つのテーマポートに「ジュビリーブルー」を基調にした装飾や光の演出が行われ、さまざまな特別プログラムの実施でパーク中がお祝いムードに包まれます。

 また、2026年度以降には東京ディズニーランドの「トゥモローランド」にディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の世界を舞台にした新規アトラクションも導入されます。映画『シュガー・ラッシュ』に登場するお菓子の国のレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界観の中で、アクション満載の冒険を体験できるアドベンチャー系アトラクションは、ゲストの間でも人気を集めそうです。

 2027年には東京ディズニーランドで長らく愛されているジェットコースタータイプの屋内型アトラクション「スペース・マウンテン」と周辺エリアを一新する新規プロジェクトの完成も予定されています。

 さらに2028年度には東京ディズニーリゾート45周年記念イベントの実施も控えるなど、今後も東京ディズニーリゾートが掲げる「世の中の想像を超えるハピネス創造の最高峰」が、日本だけでなく世界中のメディアやファンの間で毎年のように大きな話題を集めそうです。

客室稼働率約95%! 高収益のホテル事業も堅調そのもの

 また現在、オリエンタルランドの成長分野になっているのが、客室稼働率が高いホテル事業です。

 オリエンタルランドグループが運営する6つの「ディズニーホテル」の客室数は約3,500室にのぼり、客室稼働率は約95%(※2025年3月期時点の情報)です。2024年6月には最高級のラグジュアリータイプの客室も備えたホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」も開業し、今期2026年3月期からは通年稼働するため、業績への貢献度が高い点も注目ポイントといえるでしょう。

 今後も新ホテルの増設を検討していることから、堅調なホテル事業は業績のさらなる成長に寄与できると期待されます。

2028年度に始動するクルーズ事業は収益性の高さに期待!

 さらに同社が今後、成長力の強化と業績の持続的発展・上昇のために力を入れているのが、2028年度に就航予定のクルーズ事業です。

 船の上という非日常空間でディズニーの世界観を満喫できるクルーズ事業は、テーマパーク事業とはまた違った意味で、今後の新たな成長分野になりそうです。

 キャラクターとの船上での体験やラグジュアリーなダイニング、プール、レクリエーションを楽しめる旅を体験できるため、ゆったりした時間をお孫さまや成人したお子さまと過ごしたいシニア層や、ファミリー層、日本を訪れる外国人観光客等の幅広い顧客獲得にもつながりそうです。

 2025年度からすでに総客室数約1,250室、乗客定員4,000人のクルーズ船を約3,300億円(船体約2,900億円、予備費約400億円)をかけて建造予定です。まずは1隻目の確実な成功に注力し、その上での中長期的な展望として、2隻目の就航も検討されております。

 クルーズ事業に関しては、すでにアメリカで1998年からディズニークルーズが始まっており、そのノウハウを日本にも導入することで、就航数年後にはテーマパーク事業を上回る営業利益率20%台後半という高収益事業に発展させる計画です。

 下の図は、「2035長期経営戦略」に掲げられたオリエンタルランドの今後の売上高のイメージですが、クルーズ事業が本格始動する2029年度以降は更なる成長が見込まれています。

 クルーズ事業はすでにアメリカで大きな好評を博し、2025年12月からはシンガポールでも就航が予定されているだけに、投資家も事業成長のイメージが描きやすく、今後の株価の成長にも期待が膨らむことでしょう。

2035年度までの経営戦略

日本を訪れる外国人の10人に1人が訪れる集客力は健在!

 オリエンタルランドは、近年の好調な業績を踏まえて2022年3月期から増配を実施しており、前期2025年3月期も1株当たり7円の配当を行いました。現在、4期連続の増配となっています。長期経営戦略においては、2035年までに配当性向30%を目指すことが明言されており、今後の株主還元策についても注目されます。

 また業績面ではインバウンド需要の伸びが顕著で、海外ゲストの比率は下の図に示したように2025年3月期には15.3%と2022年から約3年で過去最高比率に到達しました。

 注目したいのは2025年3月末までの1年間に日本を訪れた外国人旅行者約3,885万人のうち、421万人が東京ディズニーリゾートを訪れていること。

 海外ゲスト数を訪日外国人数で割った「訪日外国人旅行者取り込み率」は2025年3月期は10.8%に達し「日本を訪れた外国人の約10人に1人はディズニーを訪れる」という集客力はさすがです。今後も旺盛なインバウンド需要が成長のけん引役になるでしょう。

海外ゲストの増加

 来客数は横ばいが続くものの、ゲスト1人当たり売上高は2025年3月期に1万7,833円と過去最高額を更新しています。

ゲスト1人当たり売上高の推移

日本を代表する成長株として、長期的な視点での投資を検討するチャンス!

 日本を代表する高成長・高収益企業といえるオリエンタルランド。

 高い成長性ゆえに株価指標の面では他の銘柄に比べて割高なものの、株価がその企業の純資産の何倍まで買われているかを示すPBR(株価純資産倍率)は2019年の水準まで低下し、同社の過去の株価水準に比べるとかなり割安になっています。

 株価が1株利益の何倍まで買われているかを示したPER(株価収益率)もかなり低下しており、お買い得感が出ています。

 現状の株価水準や今後の成長シナリオを考えると、100株保有でも長期保有株主優待まで長期保有すれば、株価の値上がり益や株主配当の面でも期待が持てそうです。

 大好きな企業を応援して、お目当ての優待をもらいながら長期投資することで、株価の長期的な上昇でも恩恵を受けるのが株主優待株投資の王道です。その投資対象として優待権利付き最終日である9月26日(金)までに購入を考えたい優待株の有力候補といえるでしょう。

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オリエンタルランド ロゴ
銘柄名 オリエンタルランド
銘柄コード 4661
上場市場 東証プライム
取引単位 100株

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