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銘柄名 yutori
銘柄コード 5892
上場市場 東証グロース

1.経営方針

 当社は、「TURN STRANGER TO STRONGER(ハグレモノをツワモノに)」 をミッションに掲げており、「ファッションブランドを纏うことで、未知の才能をもつ世界中のハグレモノが、そのズレを強さに反転させられるように」という願いをもとに、複数のブランドの創造を図ることでミッションの実現に取り組んでおります。

2.沿革

3.事業の内容

ブランド運営

 当社は、主に衣料品及び雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業を行っております。当社の事業は、Z世代を対象としたストリートファッションブランドを発端として、その後はストリートブランドに限らないファッションカテゴリにおいて、アパレル商材の企画及び販売により規模を拡大してまいりました。

 2023年3月期には、M&Aにより「F-LAGSTUF-F(フラグスタフ)」、「Younger Song(ヤンガーソング)」、「Wudge Boy(ワッジボーイ)」などのブランドを取得するなど、ブランド展開戦略の多様化を図っております。

 当社のブランドは「ティーンカルチャー」、「トレンド」、「デザイナーズ」、「インフルエンサー」に4分類することができ、多様性に富んだブランドを多種多様なユーザーに対し、ファッションの提案をしております。

販売チャネル

 当社の販売チャネルは、主に当社の複数のブランドを取り扱う直営ECサイトである「YZ Store」、POPUPストアやオフライン店舗の販売のほか、株式会社ZOZOの運営する「ZOZOTOWN」での販売が中心となっております。

「YZ Store」では複数ブランドを取り扱っており、他ブランドの商品の提案、セット購入を提案しております。

 また、「YZ Store」のアプリを、2023年4月よりスタートしましたが、既に5.7万ダウンロード(2023年10月時点)突破しています。

「ZOZOTOWN」では流行をいち早く取り入れた手に取りやすいアイテムを展開しています。当社では「ZOZOTOWN」での当社商品のランキング入りを目指して、スピーディーな商品企画を意識しております。

 オフライン店舗では、SNSフォロワー数の多いインフルエンサーを店舗スタッフとして配置し、初期投資を抑えた30~40平方メートルほどの小型の店舗で、当社の商品を展開しております。SNS集客の優位性を活かし、収益率の高い店舗を増やすことを目指しております。2023年9月末時点での店舗数は13店舗(POPUP5店舗を含む)であります。また、イベント・企画を多く実施し、ファンコミュニティへの接点をつくっています。

 卸販売では、国内および海外を問わず、より多くの感度の高い顧客にリーチするためにセレクトショップに当社商品を展開しております。

4.事業の特徴

SNSマーケティング

■SNS全方位からの発信

 広告宣伝としてInstagramやTikTok等のSNSを利用したマーケティング活動に注力しております。

 当社商品のPRのため、ブランド公式アカウント(店舗公式アカウントを含む)、社内運用個人アカウント、外部のインフルエンサーアカウントをそれぞれ使い分け、SNSユーザーに訴求しています。Instagram、TikTok、X(旧Twitter)におけるブランド公式アカウント、社内運用個人アカウント(以下、「社内運用アカウント」という)は合計で91(2023年11月15日時点)であり、それぞれのSNSの特徴に最適化した運用をしております。

■認知拡散に効果的なSNS投稿

 各ブランドのSNS担当者が、撮影した動画を投稿しております。特定のブランドでの人気や流行の構図は、広告動画として投資した上で、他のブランドへも横展開して、認知拡散が期待でき、宣伝効果の高い投稿の再現性を高めております。

 フォロワー数等を効果的に増加させるため、特にInstagramにおける投稿に力を入れており、社内運用アカウントにおける広告宣伝効果および投資効率の高い広告宣伝を行うことに努めています。

※1 CTR:Click Through Rateの略。ユーザーに広告が表示された回数のうち、広告がクリックされた回数の割合のこと。

※2 2023年9月1日から9月30日までのInstagramにおける実績。

■SNSによる訴求の効果

  SNSマーケティングの活用により、当社ブランドおよび商品の認知度の向上、新規顧客の流入を図っております。

 SNSにおいて多くのコンテンツを投稿することで、自社ECサイトへのアクセス数が増加し、売上の拡大につながるものと考えております。

NICOモデル

■ブランド開発ノウハウ

 当社は、Z世代の熱狂を獲得する競争力の源泉として「NICOモデル」によるブランド企画、商品企画および開発を行っております。それぞれ以下の頭文字を取り「NICOモデル」としています。

 オンライン販売やコラボレーションを通じてブランド・商品の認知を高めた後に店舗展開を行っているため、投資効率が店舗展開を中心とする場合と比較して良いと考えており、店舗の減損リスクを最小限に抑えております。また、NICOモデルのノウハウを実際に適用したブランドから他のブランドへそのノウハウを横展開することでヒ ット商品の再現性を高めて、ブランド運営をしています。

■NICOモデルの適用実績

 当社を代表するブランドである「9090」では、1990年代に流行したアイテムを現代のストリートシーンに落とし込みリバイバルして展開することでニッチな領域を選定して、大人気を博した「King Logo」シリーズの商品を展開しています。コラボによる「9090ポケモンコレクション」の商品シリーズは人気IP「ポケモン」の知名度を活かして爆発的な売上を記録しました。さらに、全国を周回するPOPUPで短期間のオフライン販売により需要を確認したうえで、常設店を名古屋と原宿にオープンしました。

自律分散型ブランド運営

■Yリーグによるブランド管理

 各ブランドが自走して自ら利益を獲得できるようにするため「Yリーグ(注1)」という制度を導入して、ブランドごとの採算を管理しております。ブランドの成長ストーリーを全社的に定量的に示すことで、各ブランドの担当者にとって分かりやすい目標となり、かつ、撤退基準を明確にすることで迅速で合理的な意思決定ができるようにしており、定量的な判断のもと損失を最小限に止める体制を目指しております。

注1 Yリーグ:ブランドごとの売上金額に応じて、Y5からY1の5段階で各ブランドを以下のフェーズに応じてランク付けする社内の制度。ブランドを立ち上げて1年で損益分岐点であるY4に到達しない場合は、原則として撤退します。

5.今後の経営戦略

成長イメージ

 当社は、これまでストリートファッションを中心にインフルエンサーを活用したマーケティング手法を駆使して創り上げてきたD2C(注1)ブランド群をもって事業を推進してきましたが、一層の事業の拡大のため次世代のブランド群の創造を目指してまいります。

 具体的には、(1)既存ブランドのさらなる成長およびZ世代向けブランドの新規創出、(2)Y世代等のZ世代以外をターゲット層にしたブランドの新規創出、(3)商材の多様化の3点を考えております。

注1 D2C:Direct to Consumerの略。自ら企画、生産した商品を広告代理店や小売店を挟まず、消費者とダイレクトに取引する販売方法。

アパレル×Z世代

 既存ブランドのさらなる成長およびZ世代向けブランドの新規創出には、大きく分けると社内でのヒットブランド数の拡充とM&Aによる社外からのブランドの取得の2つがあります。

アパレル×世代拡張

 これまでZ世代を主なターゲット層としてきましたが、Y世代を主なターゲット層としたブランドも新たに立ち上げ、顧客層を拡大していくことを考えております。また上記同様にM&Aにより他社のブランドを取得して、当社のノウハウを適用して成長させていくことも考えております。当社において、Y世代をターゲット層としたブランドとしてはPAMMがあり、SNSの活用などZ世代向けブランドの運営ノウハウを活かしながら、ブランド独自の世界観を築き、成長しております。

別商材×Z世代

 商材の多様化とは、これまで当社が蓄積してきたブランド運営ノウハウをアパレル商品に限らず、他の商材にも応用することでよりZ世代における認知を拡大して、安定的な売上の確保、売上の季節偏重の逓減に貢献できるものと考えております。

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