優待弁護士・澤井康生さんプロフィール
Profile 澤井 康生(さわい やすお) 1994年早稲田大学政治経済学部卒業、警察官僚、警視庁刑事を経て2003年旧司法試験合格。秋法律事務所のパートナー弁護士、元警察官僚、ファイナンスMBA取得。もともとはJ-REIT(ジェイ・リート:国内の不動産投資信託)専門投資家だったが、優待の魅力にハマり、現在は、株主優待メインで優待グルメ生活を送る。無類の甘党。各種週刊誌などでも優待弁護士として紹介され、現在はラジオNIKKEIにも定期的に出演中。2022年、テクニカルアナリスト1次試験(CMTA)に合格。 |
今回は、6月優待の中で私のお気に入り優待ベスト10をセレクトしました!
6月の優待は、優待銘柄が約110銘柄と多く、選びがいがあります。私の好きな飲食系やQUOカード優待が多くランクインしていますので、楽しんでご覧ください!
*株式市場は変動の可能性がありますので、株を買うときは最新の株価を確認し自己の判断の責任で投資してください。
配当利回りなど、枠内の数値は、別途記載がない限り、2023年6月13日時点の数値となります。 *株価/配当利回りは、楽天証券HPの会員ログイン後の銘柄ページより採用しておりますが、市況により変動するため、必ずご自身でご確認くださいませ。 |
1位:ロイヤルHD(8179)
権利付き最終月:6月、12月[貸借銘柄] |
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ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」と天丼の「てんや」を運営している外食産業です。
優待品はもちろんお店で使える食事券です。保有株式数に応じて優待食事券の枚数も増加するタイプの優待制度なので、優待株コレクターとしては1,000株コンプリートしたい銘柄です。ロイヤルホストは普通のファミレスよりも値段が高めなので、この優待食事券があると助かります。
また、月に2回は天丼や天ぷらが食べたくなるので、天丼のてんやでも使えるのがうれしいです。また、この銘柄は6月と12月の、年2回優待なのもおススメポイントです。
2位:地主(3252)
権利付き最終月:6月、12月[貸借銘柄] |
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商業施設がテナントとなっている土地の底地権を、投資家に販売している会社です。私募リート運用もやっています。
優待品はジェフグルメカードを含め、全国の名産品から選べるグルメカタログギフトです。ジェフグルメカードのすごいところは、お釣りがもらえるという点です。
外食の優待券はお釣りが出ない券が多いので、どうしてもその枠を使い切るために、こまめにスマホで計算したり、追加でメニューを頼んだりして、涙ぐましい努力をしなければならないのですが、ジェフグルメカードは、現金でお釣りがもらえるので、そんな心配はありません。
この銘柄はジェフグルメカード以外にもグルメカタログから選ぶことができ、さらに6月と12月の年2回優待なのもおススメポイントです。
3位:山田債権回収管理総合事務所(4351)
権利付き最終月:6月、12月[貸借銘柄] |
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サービサー(債権回収)業務業務と派遣業務をメインにしている会社です。
優待品は優待弁護士が大好きなQUOカードです。100株保有で1,000円分のQUOカードがもらえます。しかも6月と12月の年2回優待なので年間で2,000円分のQUOカードがもらえます。
株価が1,000円以下(2023年6月時点)なので、10万円以下の投資で優待がもらえる点もうれしいですね。QUOカードというと、コンビニでよく使いますが、優待弁護士は最近、英語の勉強を始めたので本屋さんで問題集を買うときにQUOカードを使っています。
4位:物語コーポレーション(3097)
権利付き最終月:6月、12月[貸借銘柄] |
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焼肉銘柄で「焼肉きんぐ」が有名な外食産業です。ほかにもラーメン店を展開しています。
優待品はもちろんお店で使える食事券で、3,500円分もらえます。優待弁護士は焼肉大好きなので渋谷と六本木のお店でこの優待券を使用しています。
またこの銘柄は6月と12月の年2回優待なのもうれしいですね。さらにこの銘柄は、株価に勢いがあるので、さらなる株価上昇が期待できると思っています。
5位:築地魚市場(8039)
権利付き最終月:6月[貸借銘柄] |
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独立系の水産荷受け大手の会社で加工品販売も展開しています。
優待品は自社グループ製品詰め合わせの水産加工品です。100株だと漬け魚セット、200株だと漬け魚・いくらセットがもらえます。優待品で食品だとどうしてもお肉系が多くなってしまうのですが、この銘柄はお魚優待がもらえるので貴重です。
6位:フロンティア・マネジメント(7038)
権利付き最終月:6月、12月[信用銘柄] |
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経営コンサルティングとM&A助言がメインの会社です。
優待品はプレミアム優待俱楽部ポイントです。プレミアム優待俱楽部はこの連載で何度も紹介していますが、ポイントを貯めて各種優待品と交換できるという優れた制度です。プレミアム優待俱楽部の特筆すべき点は他にプレミアム優待俱楽部の優待を導入している企業の優待ポイントと合算できる点です。
またプレミアム優待俱楽部のカタログは、グルメ、スイーツ、アウトドア、小物類など品数がとても多いので、選ぶのに迷うほどです。この銘柄のおすすめポイントは6月と12月の年2回優待であるという点と100~1,000株の間で保有株式数に応じて優待ポイントが増加していく点です。
7位:フジオフードグループ本社(2752)
権利付き最終月:6月、12月[貸借銘柄] |
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大阪を地盤に大衆食堂「まいどおおきに食堂」、「さち福や」などを展開している外食産業です。
優待品はお店で使える食事券か、自社関連商品の中から選ぶことができます。優待弁護士は自宅近くに「まいどおおきに食堂」と「さち福や」があるので、食事券をセレクトしています。
生活圏にお店がない方はグルメカタログの中からカレー、串カツセット、お米などを選ぶことができます。この銘柄も6月と12月の年2回優待なのがうれしいです。
8位:ビジネスエンジニアリング(4828)
権利付き最終月:3月,6月、9月、12月[貸借銘柄] |
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企業経営や情報通信システムのコンサルティングの会社です。
優待品は優待弁護士が大好きなQUOカードです。この銘柄の優待はちょっと変わっていて実は年4回優待なのです。3月、6月、9月、12月が権利確定月なのです。
1回の優待でもらえるQUOカードは500円分なのですが、年に4回もらえるので年間で2,000円分のQUOカードがもらえます。
9位:STIフードHD(2932)
権利付き最終月:6月、12月[信用銘柄] |
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水産食品やおにぎり具材の製造がメインの会社です。
優待品は3,000円相当の株主限定の自社商品です。前回は、さば水煮缶詰など9缶セットでした。缶詰は日持ちしますし、非常用食品として確保しておくこともできるのでとても有用です。
そしてこの銘柄も6月と12月の年2回優待なのがうれしいです。
10位:エヌジェイHD(9421)
権利付き最終月:6月[信用銘柄] |
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ゲームの開発と運営受託がメインの会社です。
優待品はまたまたQUOカードです。1,000円分のQUOカードがもらえます。この銘柄のおすすめポイントは、株価が660円前後(2023年6月時点)とそれほど高くないので、約6万6,000円の投資で1,000円のQUOカードがもらえる点です。少額優待銘柄なので初心者に向いているかもしれませんね。