投資信託と株式の商品特性の違いで誤っている説明は?

  • 株式は100株、200株と株数を指定して購入するのが、投資信託は5,000円、1万円と金額を指定して買うこともできる
  • 買った投資信託が株主優待株に投資していても、投資家は優待品をもらうことができない
  • 株式には売買手数料がかかるが、ノーロード型の投資信託にはかからないので、株式以上に低コストで資産運用できる

ヒント

信託報酬は保有中の信託財産から差し引かれます。

解答

3:株式には売買手数料がかかるが、ノーロード型の投資信託にはかからないので、株式以上に低コストで資産運用できる

投資信託のメリットは、100円からの少額資金で、金額を指定して投資できる点にあります。もちろん、「口数」注文も可能です。ただし、優待株を投資資産にしている投資信託を保有しても、優待品はもらえません。これは投資信託の投資資産である株式の保有者が、運用会社などから資産を分別管理している信託銀行になっているからです。なお、投資信託協会では、投資家の利益のために優待品は換金して基準価額に反映するべきと定めています。また、株式は売買手数料のかかるものの、保有期間中は手数料がかからないのに対し、投資信託はプロに運用を任せる分、毎日、信託報酬という手数料を払う必要があります。たとえノーロード型(購入手数料無料)でも、株式投資より低コストとは言えません。

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