まずは「どのような人生にしたいのか?」
ライフプランが人生設計だとしたら、まず行うのは「人生で何をやりたいか」だと考えます。そうであれば「本当に今の仕事を、これからの長い人生をかけてしていきたいか」という話にもなります。最初に資金計画ありきではありません。人生ありきです。まず、どのような人生にしたいのか、そのためには何をしていく必要があるのか、それには、いくら資金が必要なのか、この順番です。どのような人生を送りたいか、明確に決めていない状態でライフプランを作ると、おそらく平均の人生設計になってしまうでしょう。
実際のところ、20代、30代の人だと、明確に決めている人のほうが少ないかもしれません。ただし、今からでも遅くありません。お金が主役ではなく、人生においては、あなたが主役です。どのような人生を送りたいか? 自分は何が好きなのか? 一度、時間を取って、じっくりと考えてみると良いと思います。そして、もし「国際分散投資で運用をしていった時に、その目標の達成は現実的ではない」と言われたら、目標を下げるのではなく、国際分散投資以外の方法を考えることも一つの手でしょう。
老後のためにコツコツ積み立てていくのも一つの方法ですが、若いうちは特に、自らの「人として」の人格を高めるために貯めたお金を積極的に使ったほうが良いと私は考えています。人格が高まれば、周りに良い人が集まってきます。お客様からも好かれます。結果として、仕事もうまくいき、財を成すことができます。このほうが、よほど早いと私は思うのです。
自分の人生をどう使うか。どのように社会に貢献していくか。誰かに決められるのではなく、自らが決めて歩んでいく。そんな人生にしたいと思いませんか? 自らの意思で決めた人生を歩む人が多ければ多いほど、世の中はエネルギーに満ち、より良くなっていくと思いませんか?
ぜひ、自らが決めた人生を歩んでいきましょう。
青年よ、大志を抱け!