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クイズで学ぶテクニカル指標②:反発局面を狙う
窪田 真之
3分でわかる!今日の投資戦略〔平日毎朝8時掲載〕
楽天証券経済研究所の窪田真之と香川 睦が、日本株市場の分析と投資戦略をレポートします。 ともに元ファンドマネージャーであり、国内外のマーケット動向に精通。運用者、分析者としての幅…

クイズで学ぶテクニカル指標②:反発局面を狙う

2015/8/11
8月10日~14日、窪田は夏季休暇で不在です。その間、「クイズで学ぶテクニカル指標①~⑤」をお届けします。
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8月10日~14日、窪田は夏季休暇で不在です。その間、「クイズで学ぶテクニカル指標①~⑤」をお届けしています。

私が過去25年間の日本株ファンドマネージャー時代に、実践を通じて有効と考えたパターンを解説します。本日は、「②反発局面を狙う」をお届けします。

(1)まず、クイズです。

 B社とC社、買うならどっち?

B社とC社は、年率30%の利益成長が続くと期待されて急騰していましたが、ともに年率10%の安定成長株になったために、失望売りが出て株価が下がりました。年率10%の安定成長を評価して買い戻しを考えています。チャートを見て、買いタイミングがいいと思う方を選んでください。

(注:筆者作成)

(2)日柄整理のできている方を選びましょう。

B社とC社の違いは「日柄」です。ポカポカと暖かい春の日に、私たちは「きょうは、お日柄もよろしく…」なんていいますね。株式投資では、「日柄」というと、悪材料が出た後の「日数」のことです。悪材料が出て日数が浅い銘柄に対して、「日柄整理ができていない」といいます。B社のような状態のことです。

これに対し、悪材料が出た後かなり日数がたち、悪材料の影響が小さくなった状態は「日柄整理が十分」といいます。C社のような状態をいいます。

(3)戻り売り圧力の違いを考えてください。

B社について、急落直前の高値で、買った人の気持ちを考えてください。「これは失敗、株価の戻り局面があったら売ろう」と思っているにちがいありません。そもそもB社は、悪材料が出て急落してからの日数が短い。つまり、悪材料がまだ新しいのです。これから、悪材料を聞いて売りにくる人もいるはずです。

移動平均線の傾きを見てください。B社では、13週移動平均線も26週移動平均線もまだ下向きです。じっくり長期投資しようと思っているのならば、移動平均線が下向きの間は買わない方がいいと思います。

C社も、急落直後には、戻ったら売ろうと思っていた人がたくさんいたでしょう。でも、それは半年くらい前です。あれから、いろいろあったはずです。既に損切りしてしまった人もいるでしょう。その後、いろいろ新しいニュースも出ているはずです。時間の経過が新たな相場の流れを作っています。移動平均線を見ると、13週線も26週線も、徐々に横ばいから上昇に転じつつあるところです。

結論として、チャートを見る限り、C社の方を買った方がいいと判断されます。

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