インフレ、円安円高、6月の日経平均株価急騰、そして、世界的な不安定な経済、社会情勢に振り回された2023年。4月には新NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)制度の詳細が発表され、個人投資家、または投資家予備軍の方々の注目が集中しました。新たな情報を求めてトウシルを初めてごらんになった方も多いのではないかと思います。
2023年、最も読まれた記事は、2023年5月11日に公開された、石原順氏執筆の『バフェット:米国経済の「信じられないような時期」が終わりつつある』。2023年4月15日、「投資の神様」と呼ばれる米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が来日し、日本株への追加投資を検討する意向を表明。経済紙以外のテレビなどでもニュースになりました。
その直後の5月に掲載された石原氏の同記事では、バフェット氏が会長兼CEOを務めるバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の年次株主総会についてレポート。一挙手一投足が注目を集めるバフェット氏の意向を知りたい、という投資家の興味関心が一気に集まった結果といえます。
著者:石原順氏のコメント私がレポートで皆さまにお伝えしたいのは、相場に対して強気とか弱気とかいったことではなく、金融市場の底流にある異常事態を察知してお知らせすることです。 バフェットやマンガーから相場について学ぶところは多いですが、バフェットは1994年以降、199銘柄に投資して、150銘柄はすでに売却しています。 つまり、長期投資家ではありません。バフェットは実は損切りの名手なのです。あと、長期投資で一番重要な事は、相場をスタートするタイミングです。 |
読まれた記事・2位は2022年12月16日に掲載されたトウシル編集部編の『新NISA、プロと投資家はどうみる?改正まとめ:恒久化、年360万円へ』。2022年12月に公表された「令和5年度税制改正大綱」を受けて、NISA制度は2024年1月に改正されることが公表されました。この記事では制度改革の詳細をおさらいするとともに、ぽんちよ氏、ロジャーパパ氏、はるあき氏など、トウシルで過去取材した個人投資家の生の声をピックアップ。現実に投資で資産構築を行っている個人投資家が、この制度改定をどう受け止めたのかについて触れています。
読まれた記事・3位は『山崎元、癌になってみて考えた。「どうでもいいこと」と「持ち時間」』。2023年1月24日、食道癌(がん)を患い、サバイブした山崎元氏のリアルレポートです。どのように治療に立ち向かっているのかを包み隠さず公表したレポートに、山崎氏のファンだけではなく、多くの方が感銘を受けたと思われます。記事中に、「癌患者になって、投資とよく似ていると思ったのは、情報収集と判断に関わるあれこれだ」という一文が出てきますが、何かをロジカルに情報処理できる方は、他の件においても同様に立ち向かうことができるということを実感しました。人生で何かに迷うたび、読み返したくなる記事です。
では、2022年12月~2023年11月までの1年間、トウシルで最も読まれた記事ランキング10位を発表いたします! 1年を振り返りながらぜひ再読いただき、2024年の投資戦略や人生戦略に役立てていただきたいと願っています!
1位:バフェット:米国経済の「信じられないような時期」が終わりつつある
2位:新NISA、プロと投資家はどうみる?改正まとめ:恒久化、年360万円へ
3位:山崎元、癌になってみて考えた。「どうでもいいこと」と「持ち時間」
4位:優待名人・桐谷さん厳選10銘柄!2023年9月権利付き銘柄
5位:新NISAに向けて、2023年にやるべきことまとめ
6位:「ふるさと納税」10月からルール変更。どうやって始めるか「最初の一歩」を解説
2023/9/5公開 著者:窪田 真之
7位:高配当株ランキング~今期最高益の見通しでも、割安な銘柄
2023/5/25公開 著者:佐藤 勝己
8位:新NISAの論理的に正しい唯一の活用法
2023/2/14公開 著者:山崎 元
9位:優待マニアが選んだ!6月のお宝優待株
2023/4/26公開 著者:優待主婦 まる子さん
10位:新NISAで、何を買う?新制度の上手な活用法
2022/12/17公開 著者:篠田 尚子
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