※この記事は2020年8月9日に掲載されたものです。
03:金関連の投資信託とは?
どんな商品?
「投資信託(ファンド)」は、多くの投資家から資金を集め、その資金で、運用の専門家(ファンドマネージャー)が、運用益が期待できそうな株式や債券などを選んで運用し、出た利益を、出資した投資家へ分配する金融商品です。
運用対象が、金や金に関連する金融商品を含む投資信託、あるいは金価格に連動することを目指す設計の投資信託が「金関連の投資信託」です。これらはおおむね、金価格に連動するため、保有時の損益も金価格に連動する傾向があります。
こんな人におススメ
投資信託をすでに保有していて、資産の安定性を図りたい方
初めて投資に挑戦する方
少額の資金やポイントで投資をしてみたい方
始め方
証券会社など金融機関に口座を開設し、金に関連する投資信託を購入します。
コスト
保有する投資信託や取引をする金融機関によりますが、売買手数料がかからない投資信託があります。運用会社などに払う信託報酬が発生します。
メリット
保有する投資信託や取引をする金融機関によりますが、少額の資金(100円など)や、ポイントで購入できる投資信託があり、初心者でも気軽に始められます。金の現物と異なり、年会費や保管料はかかりません。
リスク
金価格が思惑に反して動いた場合、損失が発生します(金価格は、有事のムード、各国の金融・財政政策、新興国の動向、中央銀行の動向など、さまざまな要因で動きます)。
また、金関連の投資信託は、他の投資信託と異なり、配当がつきません。
アドバイス
「例えば現在、株価指数に連動したり、特定のテーマに関連する資産を運用対象とする投資信託を保有しているとします。今保有している投資信託の資産の額の10%程度を、金関連の投資信託で保有すると、投資信託全体の資産の額の変動が、安定化すると言われています。
また、投資初心者の方においては、100円から保有できる、あるいはポイントで保有できる金関連の投資信託を保有してみると、金価格の値動きを実感できるよい機会になります」(吉田哲)
税金について
売却/分配金などで所得区分や課税方法が異なります。
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■知識ゼロからの投資・金投資入門講座 01 「純金積み立て」とは? 02 「純金スポット」とは? 03 「金関連の投資信託」とは? HERE! 04 「金ETF」とは? 05 「産金株」とは? 06 「金先物取引」とは? |
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