景気全体の動向を知るために、生産・雇用など様々な経済活動での重要、かつ景気に敏感な景気指標を統合し、一つの指標にしたもの。30項目の景気指標を基に指数を算出しており、景気に対し先行して動く「先行指数」、ほぼ一致して動く「一致指数」、遅れて動く「遅行指数」の3本の指数がある。先行指数は、一般的に一致指数に数ヵ月先行することから、景気の動きを予知し、遅行指数は一致指数に半年から1年遅行することから、景気の転換点や局面の確認に利用する。 なお、2008年6月公表分から景気動向指数の中心がこれまでのDI(ディフュージョン・インデックス)からCI(コンポジット・インデックス)に変更となった。 DIは景気局面の判断や転換点(景気の山・谷)の判定に用いるのに対し、CIは景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定することを目的としており、米国をはじめ、国際的にもCIが主流になっている。
発表機関 | 内閣府 |
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発表時期 | 速報 翌々月第4~5営業日 改定値 翌々月中旬 |