「いくら投資するか」は、投資を考えるときに大事なポイントです。また、投資金額によって投資できる商品やスタイルは大きく変わります。投資金額5,000円、1万円、10万円、そして、100万円での投資スタイルを紹介します。
無理のない範囲から始めよう
投資初心者の投資額は、収入の10%が目安という話をしました(参考:いくら投資すればいいの?収入から考えよう)。将来のための資産作りが目的であれば、投資を続けていくことが大切なので、無理のない範囲から始めることがとても重要になります。生活を切り詰めてまで投資資金を作る必要はありません。
現在は100円から投資が始められますが、将来のための資産作りという観点でいえば、それなりの金額を投資しないといけない現実もあり、まずは5,000円から紹介します。
制度を有効活用しよう
下表はこれから金額ごとに解説していく投資スタイルを簡潔にまとめたものになります。どの金額でも共通することはいくつかありますが、そのうちの1つは投資によって出た利益が通常は20.315%課税されるところ、全てが非課税になるつみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)などの制度を活用することです。
投資金額ごとのスタイル
投資金額によってはつみたてNISAやiDeCoの片方を選択しないといけないケースや、両方を活用しても、まだ毎月の投資金額があまってしまうケースもありますので、詳細は各回の記事を読んでください。
株は10万円から紹介しています。なぜなら、5,000円や1万円だと投資できる株が限られているからです。10万円あれば、ほとんどの株を投資対象にすることが可能になります。
また、ETF(上場投資信託)も10万円から紹介しています。ETFとは株と投資信託の中間のような商品で、特に米国の取引所に上場しているETFは特色のあるものが多いため、投資資金の8割ぐらいは投資信託で分散投資をしながら、残りの投資資金で自分が気になるETFに投資し、自分なりの運用をすることも可能になります。
投資初心者のかたに、投資金額5,000円、1万円、10万円、100万円別の投資スタイルについて、詳しく解説をしていきます。
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