■今月押さえておきたいNISAニュース は、株価が急落しても、NISAを途中でやめる残念な人にならないで

 7月は、米国株も日本株も大きく相場が動きました。下落が続くと、積立投資を途中で中止してしまう人が後を絶ちません。値動きが気になって仕方ない人は、長期投資のキホンに立ち返り、冷静な判断をするよう心掛けて下さい。

iDeCoとNISAを両方使っている人に質問です。iDeCoの上限が…

 NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)と一緒に検討される節税制度としてiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)があります。政府は現在、iDeCoの掛け金上限を引き上げる方針で検討を進めています。iDeCoの上限が増えたら、NISAとiDeCoをどのように使い分けますか? トウシル読者に聞いてみました。

編集者が選んだ、7月のNISA記事5本

私のファンドは大丈夫?相場急変時の心構えと対処法

2024/7/25 吉井 崇裕

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●相場急変時の対応は投資家の投資スタンスで異なる
●長期分散投資をしている投資家はリバランスを行う
●積立投資をしている投資家は続けること
●短期売買派は売買の規律を明確化、あるいは資質を再確認
●短期売買から長期投資に移行するための処方箋

NISAでインデックスファンドに投資をしている人へ、侮ってはいけない

2024/7/9 横田 健一

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●株式インデックスファンドのリスクは千差万別
●さらに広く、世界の株式インデックスファンドでは?
●リーマンショックの時は、オール・カントリーでも回復するまで6年以上

新NISAを使った個別株投資について

2024/7/12 今中 能夫

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●楽天証券は7月6、7日に開催した「楽天証券 25th ANNIVERSARY FES」の2日目に「新NISAで個別株!-アナリストがご紹介する個別株投資の世界-」と題したミニセミナーを開催した。今回はこのミニセミナーに加筆して新NISAで個別株投資を行う魅力を考えた。
●新NISAの最大の魅力は、株式、投資信託・ETFの売却益、配当、分配金に課税されないことである。成長投資枠年間240万円、最大1,200万円の枠で投資が成功した場合、パフォーマンスが大きくなるほど免除される課税額が大きくなるため、お金が貯まりやすい制度と言える。ただし、分散投資するには1銘柄について小口資金で買えることが重要。
●アメリカ株は1株から投資でき、アメリカには様々な成長市場があるため成長企業が多い。半導体、ITの大手だけでなく、9月利下げ観測が強まってきたことに伴い、住宅大手にも注目したい。日本株では、1対5分割を発表し、各事業の強化策を発表したソニーグループに注目したい。

株価が急落しても、NISAを途中でやめる残念な人にならないで

2024/7/25 中野 晴啓

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●NISAの最大の魅力
●生かしきれない残念な行動
●つみたて投資「継続は力なり」

iDeCoとNISAを両方使っている人に質問です。iDeCoの上限が…

投票期間:2024/7/15~2024/7/29

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