※本記事は2019年3月22日に公開したものです。
「投資ってどんなもの?」「投資って難しそうで私にはムリ」と考えている投資未経験者や初心者の人のため、トウシルでは「知識ゼロ」でも理解できる「債券入門講座」がスタート!
債券は、どう選ぶ?ポイントは?
さまざま売り出されている債券を選ぶためのポイントは、いくつかありますが、次の5つをまずは押さえましょう。
1:利率(利息)
年間で払われる利率(利息)です。購入した金額に対して、お金がどれくらい増えるか、あらかじめ分かるため、債券選びの大きなポイントとなります。この利率のことを「クーポン」または「クーポンレート」と呼びます。
2:額面金額と買う価格
次のポイントは、額面金額と買う価格です。償還日(満期)になれば額面金額が戻るため、額面金額より安く手に入れることができれば、安い分だけ利益は大きくなります。
3:償還日
そして、償還日(満期)です。お金をどれくらいの期間預ける必要があるのか確認します。これは利率や額面金額、償還差益、リスクが同じなら、償還日までの期間が短ければ短いほど効率のいい投資と言えます。
4:新発債か既発債か
債券には新発債と既発債があり、新発債は新たに発行される債券で、販売価格は決まっています。既発債は新発債として発行された後、債券市場ですでに売買されている債券のことです。既発債は市場の中で、日々価格が変動しています。
5:発行元の信用力
最後に発行元の信用力です。日本の国債などは比較的、安全性の高い債券とは言えますが、高い利率が設定されている債券の場合、万が一ということもあります。経営、財務状況、格付けに不安要素があれば、避けるべきです。
次は、債券の中途解約はできるの?売ることはできるの?について、解説します。
■知識ゼロからの投資・債券入門講座 01 債券って、何? 02 債券はどんな種類がある? 05 債券のメリットは? |
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