※本記事は2019年3月22日に公開したものです。
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債券は、どこで、どうやって買えるの?
いくつか種類がある債券は、発行元によって買える窓口が違います。
国債、地方債、政府保証債は証券会社、銀行などの金融機関で購入(投資)でき、社債は証券会社で購入(投資)できます。
ちなみに証券会社で債券を購入するためには、まず「総合取引口座」の開設が必要です。
1:国債、地方債、政府保証債
国債や地方債、政府保証債は買いたいときに買える商品ではありません。定期的に募集がかけられ、先着順で販売されます。購入の窓口になる金融機関から申し込みます。
その後、償還日前に手放したくなった場合、債券の種類によって、原則的に購入後決まった期間を経過すれば、定期預金のように中途解約ができます。
また、欲しいという買い手が見つかれば、償還日前に購入した金融機関を通じて売却もできます。
国債自体にもさまざまな種類がありますが、個人が買いやすいのが「個人向け国債」と「新窓販国債」です。
個人向け国債は、文字通り個人が買いやすい国債で、毎月売り出されています。種類は「変動10年」「固定5年」「固定3年」があります。
変動10年は、半年ごとに適用利率が変わる変動金利が採用された10年満期の国債です。固定5年と固定3年は、それぞれの償還日まで適用利率が変わらない国債です。
新窓販国債(しんまどはんこくさい)は、新型窓口販売方式という形で、毎月売り出される国債です。「10年固定利付国債」「5年固定利付国債」「2年固定利付国債」の3種類があります。
財務省が新規募集を行い、どの金融機関で購入しても条件は同じとなる国債です。
2:社債
社債は各企業が不定期に投資家を募集しています。個人が投資できる個人向け社債は、証券会社で募集がかけられているときに、購入申し込みをします。ただし、発行量より申込者多数の場合は抽選で購入できる人が決まります。また社債は全ての証券会社で同じラインアップで売り出されているわけではありません。そのため、社債を探す場合はいくつかの証券会社を見比べる必要があります。
また、初めて発行される新発債以外の社債の売買は、購入者(または売却者)と証券会社の間での「相対取引」で行われます。そのため、両者が存在していなければ、取引は成立しません。このとき社債の値段は証券会社が提示します。
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次は、債券は、いくらでどんな人が買える?コストは?について、解説します。
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