いつ使う?どう使う?初心者だからこそ知っておきたい「トレイリング注文」の活用術 |
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▶(1)トレイリング注文とは? |
(2)トレイリング注文を発注する際のポイント |
(3)テクニカル分析とトレイリング注文の事例分析 |
昨年(2021年)12月から、楽天証券のスマートフォン向けトレーディングアプリ「iSPEED」でも、「トレイリング注文」が使えるようになりました。
このトレイリング注文をうまく使うと、リスクを抑えつつ利益幅を伸ばすことも可能になり、取引の幅がグッと広がるのですが、その半面、使いこなすにはコツが必要で、少々扱いにくい注文方法でもあります。
そこで、トレイリング注文を活用するのにぜひ知っておきたいポイントなどについてまとめていきたいと思います。
トレイリング注文とは?
細かい説明はこちらにもありますが、トレイリング注文とは、株式取引やFX取引などで使われている注文方法の一つで、株価が自分にとって有利な方向に動いた場合に、逆指値で指定した株式取引の手じまいの注文(保有している現物株の売りや信用建玉の決済など)の条件を自動的に修正していくという機能です。
通常の株式取引では、自分がある程度納得できる利益が出たタイミングで保有している株を売却しますが、売却した後も株価が上昇し続け、「売却せずに保有していればもっと利益がねらえたのに…」という思いをされた方は少なくないと思います。
かといって、「欲張って保有していたら、株価が下げに転じてしまい、売り時を逃してしまった…」という経験もあるかもしれません。目先の株価に振り回されてうまく売買ができないというのは個人投資家の多くが抱える悩みでもあります。
そんな時、トレイリング注文では、「高値から〇円(〇%)下がったら売り」といった具合に、株価上昇に合わせて、逆指値注文による利益確定の条件を自動的に引き上げる修正を行います。「トレイリング」とは、日本語で「追いかけていく」という意味ですが、株価のトレンドに利益確定の条件が追いかけていき、利益の拡大をねらうといったイメージです。そのため、目先の株価に振り回されて上手く売買ができない方にぴったりの注文方法といえるのです。
(図1)トレイリング注文のイメージ
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(2)トレイリング注文を発注する際のポイント |
(3)テクニカル分析とトレイリング注文の事例分析 |
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