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一番売れてる月刊マネー誌ZAiと作った桐谷さんの米国株入門

一番売れてる月刊マネー誌ZAiと作った桐谷さんの米国株入門
2021年07月29日頃発売/ダイヤモンド社
1,760円(税込)

答えてくれた人

ダイヤモンドザイ編集部副編集長・熊谷久美子さん

著者ってどんな人?

桐谷広人さん
 1949年、広島県竹原市生まれ。プロ棋士七段。バブル絶頂期の1984年に株を始め株歴は37年。バブル崩壊やITバブル、リーマンショックなど相場の浮き沈みを経験。

 リーマンショックでの大損を機に、今の365日株主優待と配当で生計を立てるスタイルにたどり着く。株主優待を消費するために東京を自転車で駆け抜ける姿が取り上げられ、「月曜から夜ふかし」(日本テレビ)などでブレイク。資産は4億円目前。

どんな人にオススメ?

  • まだ株に投資したことはないけれど、興味がある人
  • 日本株はやったことがあるが、米国株にも興味がある人
  • 将来配当で暮らしたい人
  • 貯金だけでは老後が不安だと思っているが一歩踏み出せないでいる人

この本の、ここが読みどころ!

「米国株はちょっと難しそう…」と一歩踏み出せないでいる人向けの入門書です。

 いまや米国株の売買は日本語だけでも大丈夫。証券会社の米国株情報やデータは日本語で提供していますし、注文画面も日本語オンリーです。また、米国株には優待はありませんが、高配当株が多いという特長も。株主への利益還元に積極的なので、高い利回りの株がゴロゴロあります。コカ・コーラやフェイスブック、アマゾン、スターバックス、ウォルトディズニーなど世界で活躍する、私たちにも身近な会社がたくさんあります。

 さらに、1株から買えるので、株の初心者も少額からトライできるのも魅力です。

 そんな米国株の魅力を押さえつつ、米国株市場の仕組みや、よくニュースで耳にする「NYダウ」や「S&P500」などの代表的な株式指数の解説、米国の高配当株や成長株はそれぞれどうやって選ぶべきか、そして売買注文の出し方まで網羅しています。

「初めて株を買う」という人にも基本がわかり、すぐに始められる内容です。

編集者の制作秘話

 日本株歴37年の桐谷さんも、実は米国株を始めたのは2021年に入ってから。

 以前から興味があり、株価が大きく上昇しているのは知っていましたが、「英語ができない」「大好きな優待がない」「よく知っている会社もない」と、自分とは縁遠いものと決めつけていました。

 そんな桐谷さんが、米国株のハードルの低さや魅力を知って、71歳にして米国株に初挑戦。日本株は熟知している桐谷さんですが、米国株は一から勉強。本書には、桐谷さんのような米国株初心者が知りたい米国株についてのギモン点を押さえながら編集しました。

 米国株については、個人投資家が資産を増やした方法を取り上げた本は多いですが、本書では、初心者が米国株に投資する際につまずくポイントや基本のキを網羅した入門書です。

 ぜひみなさんも桐谷さんと一緒に米国株を始めてみてください!

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