転職した人必見！iDeCoの登録変更をしよう！Web手続き編

　2024年1月某日。新NISA（ニーサ：少額投資非課税制度）開始で、さぁ～てどの株買おうか、てことで頭がいっぱいだったガサツなライター、ガサ子（どんだけガサツかは過去記事の『7万円あったら何を買う？～Episode 1　ガサツな女、金を売る』と『7万円あったら何を買う？～Episode 2　ガサツな女、金を買う』を参照）のもとに、とんでもない封書が届きました。

「こんな時期に？　何の用？」と思って気軽に開封したら、こんなん入ってたぁぁ！

　え？　え？　私、iDeCo（イデコ：個人型確定拠出年金）抜けたことになってんの？　え？　なんで？

　よくよく読んでみると、2月某日までに手続き終えないとiDeCo終了（チーン）てことになるってよ！　マジか！

　さて、ここで問題。こんなとき、まずどこへ連絡するべきでしょうか？

1. 元、働いてた会社
2. 今、働いてる会社
3. 国民年金基金連合会

　正解は、どれもバツ。まずは、自分がiDeCoに加入している金融機関（私の場合、楽天証券）で手続きを進める必要があるんです。ていうか、「お問い合わせ先」ってちゃんと書いてありましたわ、もー。慌てて国民年金基金連合会に電話したガサツっぷりにまずマイナス1点。国民年金基金連合会のお姉さんゴメンなさい…。

　だけどですね！　私、グループ会社内で、転籍しただけなんですよ？　変わらず同じ職場で同じ席で仕事してたのに…。ああ、そういえば去年、ドタバタと退職手続きとか、したわ…。そうか…、私、転職したことになってんのか…。

　転職じゃなくて、転籍だったとしても、とにかく「雇用先」、つまり「厚生年金の事業主」が変わったらiDeCoの変更手続きが必要なんですって。年末でボーナスもらって会社辞めて転職した人、絶対いると思うので、ぜひこのガサツ事件簿の顛末を読んで、サクッとiDeCoの変更手続きを進めてください。なんならこの記事読みながらいっしょにやりましょう！

まずはWebでの作業を開始！

楽天証券の総合口座にログインする

　ログインしないと何も始められません。ほったらかしすぎてログインIDとかパスワード忘れてる人、いるんじゃないですか？　忘れてて入れないよぅ…という諸君！　楽天証券の場合はここ見て再発行してもらいましょう！

ログイン後、iDeCoのページへ！

　ついてきてますか？　よーし、ここまではいいですね？

　無事ログインした後は、楽天証券のサイトの上部バー、「確定拠出年金　iDeCo」をクリックします。

上タブの「お客様情報の確認・変更」をクリック

　続いてその下に表示される「お客様情報の確認・変更」をクリック

「その他変更手続きはこちら」のボタンをクリック

　自分が登録した情報がずらずらっと出てきますが、真ん中くらいに「その他変更手続きはこちら」っていうのが出てきます。会社員の人は、加入者保険者種別が「第2号被保険者」になってることを確認。そんで「その他変更手続きはこちら」ボタンをクリックします。

ワンタイムキーを通知してもらう。

　メアドでも携帯のSMSでもいいので、好きなほうでワンタイムパスワードを受け取ります。6桁の数字が送られてくるのでメモメモ。

ワンタイムキーを入力

　送られてきたワインタイムキーを入力して「次へ」をクリック。

被保険者種別（1～3号など）の変更手続きをしたい　をクリック

　総合口座・iDeCo口座の住所などの確認を終えて、出てきた画面から「被保険者種別（1～3号など）の変更手続きをしたい」をクリック。転職された方のお手続きはこちらをご選択くださいって丁寧に書いてくれてるので、転職した（転籍した）私はこちらにチェックを入れて「諸変更手続きへ」をクリックします。

質問に答えます

　8項目の質問に答えなければなりません。覚悟を決めて「はじめる」をクリック。どうしよ、自分がサクッと回答できる内容かな‥‥

　質問が1問ずつ、出てきます。ご自身の状況に基づいて8項目、答えていきます。案外簡単。迷うことなくラストに到着。

　最後はコレ。私みたいな会社員の人は上から二番目ね。公務員や主婦など、会社員じゃない人は、それぞれ当てはまるものを選んでチェックを入れてください。

Web上での手続き変更いったん終了

 　Webでできる手続きはいったん終了です。ただし、この後、書類の手続きが残ってるんです！　以降、書類編へ続く！！

転職した人必見！iDeCoの登録変更をしよう！書類手続き編＞＞

企画/編集/執筆　安田由紀子