私は本業が弁護士の兼業投資家です。

 もともとはJ-REIT(ジェイ・リート:国内の上場不動産投資信託)専門投資家でしたが、数年前から個別株にシフトし、現在は主に優待銘柄を中心に投資しています。優待にはまったきっかけは、魅力的な優待品。外食や買い物に優待券を使って楽しんでいます。

 今回は、人気の9月優待銘柄の中からおすすめの5銘柄を紹介します。実りの秋ということで、優待品の魅力度配当利回りを考えて選びました。新型コロナウイルスにより、今後の株式動向が読めない状況です。つまり、優待品そのものの魅力だけで銘柄を選んだ場合、株価の下落や優待品の改悪、さらには、廃止もありえます。

 そのため、今回は配当利回り株価動向も分析して、戦略的に投資したい銘柄を選びました。

 最近のコロナ・ショックで株式市場が荒れているため、株を買うときは最新の株価を確認し自己の判断の責任で投資してください。

楽天証券優待検索より ※株価は2020年9月4日終値

第1位:ディア・ライフ

銘柄名 ディア・ライフ コード 3245
株価 562円 優待発生株数 500株
優待内容
権利月
プレミアム優待倶楽部ポイント(保有株数に応じ3,000~3万ポイント) ※
9月

 都内を中心に投資用マンションの開発・販売をしている会社です。予想配当利回りは4.98%と5%近くもあります。そして優待品は優待投資家に人気のプレミアム優待倶楽部のポイントです。プレミアム優待倶楽部は以前もこのコーナーで紹介しました(優待弁護士が注目「プレミアム優待倶楽部」ってなに?

 ポイントに応じてグルメ、スイーツ、宿泊券、ファッション、小物などいろいろなカタログの中から選べ、他の会社のポイントと合算できる場合もあるので私もとても重宝しています。
※当年3月末から当年9月末まで継続して上記株数を保有し、かつ同一の株主番号であること

 ちなみにこの銘柄の株価動向はコロナ・ショックで下落した後は回復に向かっており、現在も回復中、コロナ暴落前の株価までもう少しといったところです。

 ということで優待品が人気のプレミアム優待倶楽部で配当利回りも高いということで第1位にランキングとなりました。

第2位:助川電気工業

銘柄名 助川電気工業 コード 7711
株価 621円 優待発生株数 1,000株
優待内容
権利月
クオカード(1,000株だと3,000円分、5,000株だと5,000円分、1万株だと1万円分)
9月
優待弁護士のコレクション

 熱制御技術に特化した研究開発型メーカーです。優待品はこれも優待投資家に人気のクオカードです。コンビニや本屋さん、ファミレスのデニーズなどで使用することができます。

 私もクオカードが大好きで数百枚のコレクションを保有しております。この銘柄の配当利回りも4%以上とかなり高めです。

 この銘柄の株価動向ですが、コロナ・ショックで暴落した後、上昇トレンドに転換し、順調に株価を回復してきました。直近ではほぼコロナ・ショック前の株価に戻っています。

 ということで優待品が人気のクオカードで配当利回りも高いということで第2位にランキングとなりました。

第3位:トーメンデバイス

銘柄名 トーメンデバイス コード 2737
株価 3,705円 優待発生株数 100株
優待内容
権利月
健康オイル詰め合わせ、クオカード1,000円分、または寄付から選択
200株:おこめ券(5キロ分)、クオカード3,000円分から選択
9月

 半導体・液晶の専門商社、豊田通商系です。私は200株でおこめ券をいただいています。おこめは日常生活に欠かせない食材ですからおこめ券があると本当に家計が助かります。

 しかも、おこめ券は有効期限がないので、ストックしておくこともできます。私も優待でもらったおこめ券をたくさんストックしていて少しずつ使用しています。保有株数に応じて(100・200・500・5,000株)優待品がグレードアップしていきます。

 この銘柄の予想配当利回りも3.62%とまあまあ高めです。この銘柄の株価動向はコロナ・ショックで下落した後は回復に向かっており、現在も回復中、コロナ暴落前の株価までもう少しといったところです。

第4位:アイナボホールディングス

銘柄名 アイナボHD コード 7539
株価 940円 優待発生株数 100株
優待内容
権利月
クオカード1,000円分
9月

 タイル、空調などの住宅設備機器の販売、工事をメインとする会社です。優待品はさきほども出ましたが優待投資家に人気のクオカードです。私もコンビニで頻繁に買い物をしますのでクオカードがあると助かります。弁護士としての仕事が忙しいときはゆっくり外食もできないので近所のコンビニでおにぎりやお弁当を買ってきてデスクで食べています。そんなときもクオカードで乗り切ります。

 この銘柄の配当利回りもまあまあ高めです。この銘柄の株価動向ですが、コロナ・ショックで下落した後は回復に向かっており、現在も回復中です。新型コロナ暴落前の株価までもう少しといったところです。

第5位:ウェッズ

銘柄名 ウェッズ コード 7551
株価 494円 優待発生株数 1,000株
優待内容
権利月
クオカード(1,000株だと2,000円分、2,000株だと5,000円分、1万株だと1万円分、2万株だと2万円分)
9月

 アルミホイールなどの自動車部品・用品の卸売業者です。優待品はまたまた出ました優待投資家に人気のクオカードです。この会社の優待クオカードはスポーツカーなどの絵柄でかっこいいのが特徴です。

 この銘柄の予想配当利回りは3.24%と高めです。株価の動きは、コロナ・ショックで暴落した後は回復に向かっており、現在、半分くらいまで回復しましたがここ数カ月は横ばいの状態が続いております。今後の株価動向に注意しつつ投資するようにしましょう。