FXが初めての方でも気軽に参加できる「楽天FXデモ取引コンテスト」。FXの疑似体験を通して取引の仕方や戦略を学ぶことができます。このイベントに有名FXトレーダー3名が参戦! 初心者の方や、もっと上手くなりたい方は絶好のチャンス! デモコンテストの3月11~30日の間、トウシルでレポートしていきます。

FXデモ トレード成果

5,000,000円 → 5,178,440円
初回に設定した目標金額: 6,000,000〜6,500,000円

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トレード(3/11~3/18)まとめ

取引通貨:ドル/円、ポンド/円、豪ドル/円

 3月11~15日はエントリーをしておりません。

 前回の自己紹介でに書きましたが、できるだけポジションを持たないこと、無駄なエントリーを無くすことが最終的な損益プラスに繋がると考えていますので、どの通貨も上昇一服後の揉み合い期間と見ていたためです。

 18日からイギリスポンドにおいてトレンドの転換が見られその流れに乗ることで、結果プラスとなりました。その戦略をお伝えします。

ここぞのタイミングまではポジションを持たず5日間静観

 楽天証券のトレードツールを使うのは今回が初めてでした。通貨ペアのスプレッドも低くテクニカルツールが多いことと、ツールのPC負荷が低く挙動が速いことが好印象でした。

 しかし慣れていないトレード画面では、普段の目測と異なり見誤ってしまう可能性がありますので、当面の間は実際に売買せずにエアトレードをすることにしました。

 ポンド/円の行き詰まりに気がつきショート(売り)エントリー
待っていた理由の一つに為替の綱引きで直近もっとも影響を及ぼすと考えていた「イギリスポンドのトレンド転換」を見極めていたことがあります。

 ポンドは買い戻しによる急上昇が展開されて11〜15日は上昇後高値圏でもみ合っている状況でした。

 高値圏のレジスタンス(抵抗帯)付近にある状況で、これ以上のポジティブ材料の見通しもないことからどこかで一度下落に転じると見て監視していました。

 そのような目線で日足レベルで見たところ、ポンド/円は149円を抵抗線としてダブルトップを形成。さらにチャートと逆行してMACD(マックディー)が切り下がるダイバージェンスが発生しています。

 エントリーポイントを探るためさらに短い足で見極めたところ、上昇ウェッジ(上向きに価格が収集すること)を作り保ちあいながら、MACDはトレンドを追いきれずに下方向の弱いダイバージェンスが発生しデッドクロスしています。

 このタイミングで保ちあい下抜けの瞬間にショートでエントリーし、うまくトレンドをつかむことができました。

リスクオフによる日本円への退避を考えドル/円もショート

 ここでポンド/円下落方向によるリスクオフの流れが想定できましたので、ポンド/円に少し遅れを取って上値付近でもみ合っているドル/円もショートという選択を取りました。

 世界的なリスクオフ時には特に円に資金が流れ、ドル/円が下落する流れになると読んだからです。実際にドル/円も下落し、利益を取ることができました。

 第2回のトレードのタイミングではFRB(米連邦準備制度理事会)による金利見通しの発表があり、世界的な金利と為替のトレンドを決定つけるはずです。

 次回もファンダメンタルズとテクニカルにより、大きなトレンドを読んでいくようなトレードにチャレンジしたいと思います。

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