本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(1月25日)
25日ドル/円のNY市場の終値は109.56円
24日の終値に比べ0.05円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
米政府機関が再開。2月15日までの暫定措置。
トランプ大統領、再び閉鎖もありえる。メキシコの壁建設の予算認められなければ。
トランプ大統領の長年の盟友ストーン氏がロシア疑惑で起訴。
ダウ平均株価は一時306ドル高、前日比+183.96ドル高で終了。昨年8月以来の5週続伸。
米インテルの今期業績見通しが市場予想に届かず。時間外で株価急落。
ドラギECB(欧州中央銀行)総裁「欧州の銀行の収益悪化は、マイナス金利が理由ではない」
欧州通商担当委員「米国が欧州に対し自動車関税を発動すれば、対抗措置を取る」
ブレグジットに備え金融機関がロンドンから資金を移動。大手5行で約93兆5,000億円も。
エリザベス女王がブレグジット巡る英国民の対立を心配。
台湾政府が政府職員による中国製情報機器の使用を禁止。中国は反発。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:110円また失敗
金曜日(25日)のドル/円は、欧米の株式市場の上昇に連れてNY時間に一時109.95円まで上昇しましたが、またも110円を目前に足踏み。米政府機関再開のニュースにも反応は鈍く、逆に売り込まれて109.45円まで下落、この日の安値をつけました。(チャート1)
米政府機関閉鎖の解除は2月15日までの一時的な措置で、それまでにメキシコの壁建設の予算で進展がなければ、非常事態の宣言も辞さないとトランプ大統領は警告しています。3週間後に再閉鎖もあるわけですが、この問題が解決しても次は債務上限問題という大きな問題が控えています。
ポンド/円:離脱協定案可決の期待で大幅上昇
金曜日のポンドは大幅上昇。ノーディール・ブレグジット(合意なき離脱)という最悪のシナリオが回避される可能性が強まっていることが理由。ポンド/円は143円から上昇を続け、NY時間には約1カ月半ぶりの高値となる144.84円をつけました。(チャート2)
英議会は今週、EU(欧州連合)離脱協定案の修正案を採決しますが、メイ政権に閣外協力する民主統一党(DUP)が、メイ首相の離脱案の支持に回ったとのニュースが伝わり、可決する期待が高まっています。
マーケットでは、3月末に迎えるブレグジット期限の延長を期待する声が高まっています。先週はこれが理由でポンドが買われる場面がありました。しかし、ブレグジット期限日の延長案については、必ずしも英議員の全員が歓迎しているわけではなく、場合によっては早期離脱を求める強硬派と穏健派が対立して英保守党が内部分裂するというリスクをはらんでいるわけで、メイ首相も簡単に延長を選択できない事情があるのです。そもそもEU側が延期をOKするのかも不明です。したがって、EUと離脱条件をまとめて予定通り3月末に離脱というのが、現段階におけるブレグジットの混乱収拾のための最良シナリオということになるでしょう。
ユーロ/円: 125円台へ大幅反発
ユーロ/円も大幅上昇。一時125.32円まで上昇して年初来高値に迫りました。先週開かれたECB会合で、ドラギECB総裁はユーロ圏の景気に「下向きリスクがある」ことを認めました。ECBの利上げが遠のくとの失望感から、ユーロ/円は24日(木曜日)に123円台後半まで下落したのですが、この日はそれを一気に埋める上昇をみせました。(チャート3)
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
25日:FOMC、米雇用統計、欧GDP、豪CPI など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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