本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは112.97

下値メドは111.82

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

毎ヨミ!FXトップニュース(12月19日)

19日のドル/円の終値は112.43円

 前営業日に比べ0.05円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です

各国・各通貨トピックス

ドル

FOMCが今年4度目の利上げを決定。
パウエルFRB議長「政治的懸念は利上げ決定に全く影響しない」
ムニューシン米財務長官「来年1月に米中貿易協議を行う」
トランプ政権、シリア完全撤収を検討。
ハーバード大学教授が発表、フライドポテトは「1食につき6本が適量」

NY株式市場

ダウ平均株価、FOMC後に下げ幅が一時500ドル超える。

原油価格

4日ぶり反発。原油通貨のカナダドルとノルウェークローネが大幅安。

金融庁が、仮想通貨に関する規制を強化。

ユーロ

EUがイタリアの修正予算を了承。イタリアへの制裁を見送り。
ノボトニーECB理事「ドイツ経済の減速が心配」
IFO経済研究所「2018年のドイツ成長見通しを+1.5%へ下方修正」

ポンド・ブレグジット

2回目の国民投票の声高まる。
ユンケル欧州委員長「英国に、交渉余地が残っていると思ってもらいたくはない」
トゥスクEU大統領「英国との再交渉はしない」。

主要指標終値

 

※12月21日(金)~27日(木)の間は簡易版となりFXトップニュースと主要指標の終値については休載いたします。

本日の注目通貨

ドル/円: FOMC後の反発は限定的

 FOMC(米連邦公開市場委員会)は、2018年最後の会合で、政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標を、2.25%-2.50%に引き上げました。決定は予想通り。

 そのうえで、来年の利上げ見通しについては年3回から年2回に引き下げ。政策金利がFRB(連邦準備制度理事会)の考える中立水準(景気が加速も減速もしないような金利レベル)に近づいていることを示唆し、また米国の利上げサイクルが終了に向かっているということでもあります。

 FOMC声明の利上げについての文言は、これまでの「緩やかな利上げが適当」に、「若干の(some)」という形容詞が付け加えられました。その一方で、米経済ついては、「経済活動は力強いペースで拡大している」という強気の考えは崩さず、「リスクはバランスしている(景気後退と拡大のどちらもあり得る)」と結論づけています。

 全体としては、FRBはそれほど弱気ではないとの印象で、マーケットは売っていたドルを買戻し、1ドル=112.09円まで下げていたドル/円は112.66円まで跳ね上がりました。

 どころが、楽観的すぎるFRBを嫌って、NY株式市場の下げ幅は一時510ドルを超え、約1年1カ月ぶりの安値をつけました。これを見てドル/円も上値が抑えられて、終値は112.43円。

 

ユーロ/ドル:1.14ドルから下落

 ユーロは欧州時間から買いが優勢。EU(欧州連合)がイタリアの修正予算を認め、制裁を取り下げるとのニュースでユーロのセンチメントが上向きました。ユーロ/ドルは今月10日以来の1ユーロ=1.14ドル台にのせましたが、FOMC後は株価の下落と共に1.1363ドルまで下げています。

 イタリア予算は、半年近くユーロを悩ませてきた問題で、ユーロ/ドルが今年の安値(1.1215ドル)をつけたのもこれが理由でした。それが解決に動きたしたということは、ユーロ/ドルにとっては良いニュースです。ただFOMCの結果を見て、早ければ今日からトレーダーはクリスマス休暇に入るので、続きはまた来年ということになります。

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

20日:日銀会合、スウェーデン中銀政策金利、メキシコ中銀政策金利など

経済指標過去データはこちらをチェック!

◎天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。