本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(12月17日)
17日のドル/円の終値は1ドル=112.84円
前営業日に比べ0.56円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ米大統領「FOMCがまだ利上げを考えているなんて信じられない」
ナバロ米国家通商会議委員長「FOMCの利上げ継続は正気の沙汰ではない」
マレーシア検察が、ゴールドマンサックスを起訴。政府系ファンドの巨額資金流用容疑。
大幅続落。終値は前日比507.53ドル安。米政府機関閉鎖の可能性を嫌気。
2017年10月以来の50ドル割れ。OPECの減産合意に疑問。
日立、スイスABBの電力システム事業を7,000億円で買収。
セブン-イレブンが無人決済の実験店を開設。
英野党の労働党がメイ首相の不信任投票を要求。
EU離脱協定の議会採決日は1月14日に。
エルドアン大統領「いつでもシリアで軍事行動を開始できる」
18日に改革開放40周年大会。習国家主席がスピーチ。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:5営業日ぶりに112円台へ下落
週明けのドル/円の高値は東京時間の1ドル=113.52円まで。ドル/円はこの2週間、114円を目指して努力してきましたが叶うことなく、上値の重さに疲れて112.68円まで下落しました。終値は112.84円。
メキシコの壁建設を巡って米政府機関の閉鎖の不安が出ていることや、NY株価の大幅続落で投資家心理が傷ついていることもドルが売られやすい地合いとなりました。
今週は忙しい!2018年をしめくくる政策金利発表の大ラッシュ!
今週は、主要中央銀行の政策会合が集中します。FOMC(米連邦公開市場委員会)、BOE(英中央銀行)、メキシコ中央銀行、スウェーデン中央銀行、そして日銀が2018年最後の政策金利を発表します。
なかでも最も注目度の高いのは19日のFOMCで、政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利を、0.25%引き上げ2.25~2.50%にする予定。FOMCは今年すでに3回利上げを実施していて、今回利上げすれば4回目。
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、利上げ継続に強い意志を示していましたが、発言内容に最近変化がみられ、やや慎重姿勢をとるようになっていいます。
一方、BOE(英中央銀行)は、政策金利を据え置きの予想。英与党内では、ハード・ブレグジット派とソフト・ブレグジット派が激しく対立。英議会では、来年初めにEU(欧州連合)離脱協定の採決を行う予定ですが、承認される目処は立たず。メイ英首相の辞任、総選挙のリスクが高まっています。BOEの利上げは、ブレグジット落ち着くまで難しいでしょう。
新興国では、メキシコ中央銀行が、政策金利を25ベーシスポイント引き上げ8.25%に利上げする予想。ただ据え置きとの見方もあります。メキシコでは来年1月から正式に新政府が発足。新閣僚は利上げ反対派が多数を占めるようで、メキシコ中央銀行はその前に利上げしておきたいようです。
また、利上げが予想されていたリクスバンク(スウェーデン中央銀行)ですが、今回は政策金利を▲0.5%に据え置く予想。インフレ指標が予想に届かず、利上げは来年2月以降になりそうです。
また今週は政策会合だけではなく、GDP(国内総生産)ウィークでもあり、NZ、英国、カナダ、そして米国の7~9月期GDPの発表があります。
中国は、18日で改革開放政策を始めてから丸40年にあたります。米国との貿易戦争の最中、中国が市場開放政策をどのように進めるのか、習国家主席の発言に注目が集まっています。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
18日:ドイツIFO景況感指数、米住宅着工など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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