本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(12月13日)
13日のドル/円の終値は113.61円
前営業日に比べ0.35円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ米大統領「FOMCがこれ以上利上げしないように望む」
ECB(欧州中央銀行)、政策金利を0.00%に据え置き。
ドラギECB総裁「最近の経済データは予想より弱い」
ドラギECB総裁「大規模な緩和政策は依然として必要」
ドラギECB総裁「2019年夏まで金利を変更しない予定」
フランスの財政赤字がGDP3%を超えるおそれ。イタリアよりひどい?
フランスのテロ事件で、警察は犯人を射殺。
トルコ中銀、政策金利を24.00%に据え置き。
SNB(スイス中央銀行)、政策金利を▲0.75%に据え置き。
ファーウェイCFO保釈にGPS装着など条件。
つみたてNISA、多くの投信が元本割れ。平均リターンは▲1~2%。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:小動き
ドル/円は、相変わらずレンジの中をサイドウォークながら、少し上を狙いにいって3日以来の高値とな113.71円をつけました。安値は113.20円、上値は113.61円。(チャート1)
ユーロ/ドル:ドラギ総裁は弱気
ECBは13日、2018年最後となる会合を開き、政策金利を0.00%据え置きました。決定は予想通りでしたが、その後記者会見を開いたドラギ総裁からは以前のような楽観ムードが消え、かなり弱気になっていました。
ユーロ圏の成長見通しとインフレ見通しは引き下げられ、ドラギ総裁は「経済の下向きリスクが強まっている」との見解を示しました。深刻なのは、この状況が一時的なものではない、とECBが考えていることです。ユーロ圏の経済が期待ほど回復しないまま再び下降し始めたことを、ECBが認めたことになります。
ドラギ総裁は今後の対策として、来年秋に予定の最初の利上げ後も再投資を継続する計画を示しました。利上げの具体的な時期については経済データ次第ということになりますが、当初計画より後ずれの可能性も高まっています。ECBは年内で量的緩和を終了しますが、ドラギ総裁自身は、それが良いとは思っていないように見受けられます。
ポンド/ドル:視界ゼロ
ポンドは(最近のポンドにしては)小動き。ブレグジットに関して年内はもう大きな動きはないだろうと、オプション市場ではポンドのボラティリティが大きく売らています。
12日に行われたメイ首相に対する不信任投票は、信任200に対して不信任117で否決されました。党内規則によって今後1年は党首選ができないので、メイ氏は引き続き首相としてブレグジットの交渉にあたることになります。
しかし、投票結果で何か状況が改善したわけではありません。反対票の多さを考えるとメイ首相が提案するEU離脱協定が議会で否決されることは、ほぼ確実になったといってよいでしょう。EU側は、再交渉はしないと繰り返し発言しています。
今後の見通しは全く不透明で、早くもメイ首相には辞任圧力、そして前倒し総選挙のリスクが高まっています。むしろ、EU離脱にこだわるメイ首相が辞任して、新首相がブレグジットを撤回することがポンド上昇につながりそうです。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
14日:欧州PMI、米小売売上高など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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