本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(8月8日)
8日のドル/円の終値は110.94円
前営業日に比べ0.43円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。
- OIL:NY原油先物が急落
- CNY:米国製品に対する追加関税を8月23日12時に発動
- RUB:米国、ロシアに追加制裁発動か。ロシアルーブル急落
- GOLD:ロシアが金の保有量を積み増し。制裁に備えドル依存度を下げる目的か
- CAD:サウジアラビア、カナダ資産の売却を開始
- GBP:BOE(英国中央銀行)委員「ブレグジットが英国民を貧しくさせた」
主要指標終値
本日の注目通貨
NZドル:急落
RBNZ(NZ準備銀行)は、木曜日の会合で、政策金利であるOCR(オフィシャル・キャッシュ・レート)を1.75%に据え置きました。しかし、RBNZが2020年まで政策金利を据え置くことを発表すると、NZドルが急落。
NZの利上げは2019年後半というのがマーケットの予想だったので、2020年までの据え置きは、サプライズでした。オアRBNZ総裁は、以前フォワードガイダンスで「利上げと利下げの両方の可能性がある」と述べていて、マーケットでは利上げ前倒しの可能性もあると強気な意見もあっただけに、ショックも大きかったようです。貿易戦争長期化で中国景気減速の懸念が強まるなかで、RBNZは経済見通しにより慎重になっているようです。
政策金利の発表は、ちょうど東京マーケットがオープンする時間(東京時間朝6時)と重なり、NZドルは窓を開けて下にオープン。NZドルは対ドルで0.6697ドル、対円では74.27円と、年初来安値に迫っています(チャート1)。
また、昨日の為替ウォーカーでも書きましたが、豪ドルとNZドルのファンダメンタルズの違いに注目したクロス取引でAUD/NZDは急上昇。年初来高値を更新しています(チャート2)。
ドル/円:110円台の堅さを確認
ドル/円は111円を挟んで上下。東京時間は先に上をトライして111.44円をつけましたが前日の高値(111.48円)には届かず。そこで今度は下値を探りにいって110.83円まで下落。終値は110.94円で8営業日ぶりに111円を下回りました。レンジ取引が続いていますが、やや上値が重くなってきた印象があります(チャート3)。
本日の注目イベント
9日:中国CPI(消費者物価指数)、米国PPI(生産者物価指数)など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
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