事例でわかる!iDeCoの出口戦略

 国民年金基金連合会によると、iDeCoの加入者数は令和8(2026)年7月時点で403.7万人にのぼります。2025年3月末時点では363.1万人、2024年3月末時点では328.5万人と、加入者は年々増加している状況です。こうしたなか、iDeCoに関する始め方や選び方だけでなく、「どう受け取るか」「どう使うか」までをセットで考えている人はどれほどいるのでしょうか。
 後悔のない資産形成には「出口戦略」が欠かせません。いくら資産が増えたとしても、その資産を「どう活用するか」が定まっていないと、将来に対する不安は解消されないでしょう。そこで、ファイナンシャルプランナー1級とCFPの資格をもつ辻本剛士氏が、具体的な事例・シミュレーションを基に、iDeCoの出口戦略を紹介します。記事を通して、後悔しない「受け取り方」「使い方」のヒントを探していきましょう。

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iDeCo「60歳で受取」は損?…60歳時点で609万円のiDeCoを、60歳・65歳・70歳・75歳で受取シミュレーション→結果は【iDeCoの出口戦略】

 iDeCoは原則として、60歳から受け取ることができます。しかし、「長生きリスク」という言葉があるように、長い老後を考えると「非課税メリットを捨てることになるため、60歳で受け取るのは損だ」と考える人も珍しくありません。では、果たして本当にそうでしょうか? CFPが具体的なシミュレーションを基に検証します。

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