1814 大末建設 東証1部

8月3日決算発表。2016年3月期は、前期比大幅増収・増益で着地。

2017年3月期予想は、5月22日発表時点では、2016年3月期比で営業利益-51.5%、経常利益-55.4%と大幅減収減益だったが8月3日発表時点では、営業利益-18.9%、経常利益-17.7%と減収・減益幅を大きく縮小。

2012年6月4日の390円、9月6日の410円を2点底にして11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年10月30日に1,570円とピークを打ち2014年2月4日に1,000円まで押し目を入れて4月24日の1,190円まで反発するものの、ここを戻り高値に下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で10月14日に824円をつけて、もみあったあと下向きの先細三角形を形成しつつありましたが、2015年8月25日の682円を安値に上放れとなり、12月2日の1,077円まで戻しました。ここから今年の2月12日の669円まで下げて5月31日の1,068円まで戻したところで、再び押し目形成となっています。

大末建設

 

 

3107 ダイワボウホールディングス 東証1部

8月4日決算発表。2016年3月期は、2015年3月期比で営業利益、経常利益ともに2ケタの増収・増益で着地。2017年3月期予想は、前期比、営業利益+0.9%、経常利益-3.9%とほぼ前期と変わらない見通し。

基本的には、2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日の110円を底値に、2012年9月5日の132円を安値とし、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされた長期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2015年6月2日に287円でピークをつけ、8月25日の191円まで下げて反発し、11月13日の272円を2番天井に再下落となって、今年の2月12日には一時上昇トレンド(A)を切って185円まで下げました。ここから下値を切り上げる上昇となって7月25日に246円まで戻して押し目を形成しています。

ダイワボウホールディングス

 

 

4751 サイバーエージェント 東証1部

7月21日決算発表。2016年9月期の通期連結経常利益を従来予想の274億円から340億円へ前期比+6.9%へと上方修正。

2015年4月8日の7,190円をピークに短期の下降トレンド(A)を形成。この中で9月7日の4,190円でいったん底打ちとなって反発し、下降トレンド(A)を上にぬけて12月9日の5,450円まで上昇するものの、再下落となって今年の1月18日の4,195円まで下げて、昨年の9月7日の4,190円に対するダブル底の形となり、ここからは下値を切り上げ上値は2月2日の5,780円を高値とする直角三角形の保ち合いとなりました。この中で5月24日の4,935円を安値に上昇角度の大きい上昇トレンド(C)となって直角三角形の保ち合いを上放れし、7月7日に6,630円まで上昇しました。ここを当面のピークに小さな三尊天井となって反落し、8月8日の5,500円まで下げて反発したところです。

サイバーエージェント

 

 

6373 大同工業 東証1部

7月21日決算発表。2016年3月期決算は、前期比、営業利益は+33.4%、経常利益は-9.8%で着地。2017年3月期予想は、16年3月期比で営業利益は-18.9%、経常利益は+7.5%とマチマチの見通し。

2012年10月4日の121円を安値に11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成、この中で2014年1月8日の355円でピークをつけました。ここから下落となって2月4日の252円まで下げて4月4日の331円まで反発し、ここが戻り高値となって5月20日の231円まで下げたあとは、三角保ち合い(B)形成となりました。この三角保ち合いの煮詰まってきたところで2015年2月18日の284円を高値に下放れとなって下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で今年の2月12日に156円まで下落し、2月25日の210円まで反発したあとは4月8日の173円まで押し目を入れ、ボックス相場(D)となっています。ザラ場ベースでは210円を高値に下値を切り上げてきています。

大同工業

 

 

 

6118 アイダエンジニアリング 東証1部

8月9日決算発表。2016年3月期は、前期比とほぼ変わらずで着地。2017年3月期予想は、5月12日時点に比べて営業利益-19.1%、経常利益-21.1%の下方修正。

2012年11月13日の482円を安値に、この月の中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2014年1月22日の1,266円まで急騰し、ここから5月21日の867円まで押し目を入れた後、再騰となって2015年6月5日には1,500円まで上昇し、ここでピークとなりました。ここから下降トレンド(A)を形成し、この中で今年の2月12日の783円で底打ちとなって6月1日の1,130円まで反発するものの、再び大幅下落となって800円水準まで下げ、ここでもみあって7月6日に796円と2月12日の783円に対する2番底をつけ7月12日に872円で転換となり、もみあいとなり末広がりの三角保ち合いとなっていましたが8月9日の決算で下方修正を受けて下落となっています。割安、好配当銘柄と思われます。

アイダエンジニアリング