6461 日本ピストンリング 東証1部

5月13日決算発表。2016年3月期は、前期比、上方修正で着地。2017年3月期予想は、2016年3月期比、営業利益+2.0%、経常利益+2.4%とわずかの増収・増益見通し。

2012年10月12日の1,200円(この時点120円)を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年9月16日の2,650円(265円)、2015年3月3日の2,670円(267円)とダブル天井を形成し、下落に転じて9月29日には1,750円の安値をつけました。ここからいったん反発して、11月11日の2,197円と戻り高値をつけ、現在下降トレンド(B)となっています。この下降トレンド(B)の中で今年の2月12日の1,357円、4月8日の1,301円を2点底とし、上値では3月14日の1,623円、6月1日の1,636円と2点天井となり、3点底を目指す形となっています。チャートの形としては終値ベースで1,332~1,611円のボックス圏の中の動きとなっております。

日本ピストンリング

 

 

4203 住友ベークライト 東証1部

5月16日決算発表。2016年3月期は、大幅下方修正で着地。しかし2017年3月期予想は、利業利益+46.5%、経常利益+46.3%と大幅急回復。

2013年5月20日の456円を高値とする直角三角形の保ち合い(A)の煮詰まったところで8月28日の339円、11月6日の339円と2点底をつけて上放れし、2014年5月19日の356円まで押し目を入れて、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2015年6月20日の600円でピークを打ち、9月29日の419円までの大幅下落となり、ここから11月18日の544円まで戻したあと、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(C)を形成しました。この中で今年の4月8日の408円の安値をつけたあと、5月16日の決算発表で2017年3月期の大幅回復を好感して上放れとなり、5月27日の541円まで上昇しました。しかし昨年の11月18日の544円を突破できず、いったん調整となり日経平均の大幅下落で大きくつれ安しています。今週になって日経平均の大幅高で反発となっています。

住友ベークライト

 

 

8869 明和地所 東証1部

5月13日決算発表。2017年3月期予想は、売上、営業利益、経常利益ともに2ケタの増収・増益見通し。

2012年11月13日の328円をスタートにアベノミクス相場にサポートされて急騰となり、2013年4月9日の888円でピークとなりました。買われ過ぎからの急落となり、6月27日の355円まで全値押しに近い下げとなりました。現在は、ここを安値とする下値をゆるやかに切り上げる上昇トレンドとなっています。この中で2015年6月16日の692円まで戻したあと、短期の下降トレンド(B)となって、今年の1月21日の445円まで下落し、ここから3月23日に690円まで戻して、6月16日の692円に対するダブル天井となって再下落し、6月24日の510円まで下げて反発しています。日経平均の急反発につれ高していますが、押し目を待つところです。

明和地所

 

 

3284 フージャースホールディングス 東証1部

5月13日決算発表。2016年3月期は、前期比で大幅修正で着地。しかし2017年3月期予想は、急回復となって2016年比で大幅増収・増益見通し。

2013年9月18日の920円をピークに下降トレンド(A)を形成。この中で2014年8月14日の450円、10月17日の449円とダブル底をつけました。この10月17日の449円の安値にから2015年4月8日の685円まで反発したあと再下落となり、ダブル底の449円を切って8月25日の424円まで下落しました。ここで500円を挟んだもみあいとなって今年の2月12日に415円と昨年来安値をつけて2点底となり、反発して5月25日の675円まで上昇しました。ここから日経平均の急落につれ安し、6月24日に498円の安値をつけたあと、もみあいとなっています。

昨年の4月8日に685円をつけて、8月25日の424円まで下落したあと、大きくは420~670円のレンジの中の動きとなっています。この中で2月12日の415円、5月6日の477円、6月24日の498円と順上げの3点底を形成しつつある形です。

フージャースホールディングス

 

 

6444 サンデンホールディングス 東証1部

5月10日決算発表。2016年3月期は、前期比では大幅下方修正で着地。しかし2017年3月期予想は、16年比営業利益+36.5%、経常利益+46.6%に大きく回復。

2012年8月7日の199円を底値にして反発に転じ、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。2014年9月22日の720円、11月26日の723円とダブル天井に近い形となってピークを打ち、2015年4月1日の526円まで下げて6月9日の648円まで戻したところで戻り天井となって下降トレンド(B)へ移行しました。この中で9月29日の362円まで下落して、もみあいにはいり2015年11月9日の454円を高値に下向きの先細三角形の下落となりました。先細三角形の中で2月12日に250円でいったん底打ちとなり5月12日には393円まで戻すものの、日経平均の大幅下落につれ安して下げました。日経平均の急反発で戻りに転じかけていましたが、6月28日の259円で2月12日の250円に対する2番底となりそうな形です。

サンデンホールディングス