8101 GSIクレオス 東証1部

2月2日決算発表済。1月25日に特殊形状のカーボンナノチューブで次世代製品の実用化に乗り出すと報じられ急騰。

2012年10月10日の97円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場のスタートにサポートされ、12月19日に116円で買転換となり、上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年1月21日に172円まで上昇後、2月15日の124円まで下落し、三角保ち合い(B)となり、煮詰まったところで上放れとなって6月12日には238円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなって下降トレンド(C)を形成し、2014年5月21日の118円まで下げて140円をはさんだもみあいとなり、2015年2月3日の124円を安値に反発となって上昇トレンドをいったんぬけ出すものの、すぐに下落となりました。9月7日の102円まで下げて底値圏のもみあいとなり今年の1月21日に104円をつけてダブル底に近い形となって急反発し、1月26日の177円まで上昇し、もみあって反落となり1月29日に144円で売転換となっています。

GSIクレオス

 

3724 ベリサーブ 東証1部

1月27日決算発表。2016年3月期見通しを営業利益、経常利益ともに大幅上方修正。

2014年4月17日の775円からのゆるやかな上昇トレンド(A)の中で、2015年5月22日に1,285円の高値をつけて9月29日の914円まで押し目を入れ、ここから急騰となって12月3日には2,117円まで上昇しました。ここから12月22日の1,611円まで押し目を入れた後1,800円をはさんだボックス相場(B)となっていましたが、この中で今年の1月21日に1,587円と12月22日の1,611円に対する2点底となり、1月27日の大幅上方修正を受けて2月2日の2,420円まで急騰となりました。日経平均の急落につれ安しています。

ベリサーブ

 

4555 沢井製薬 東証1部

2月9日決算発表。2016年3月期予想は増収・増益変わらず。

現在は、2014年8月8日の安値5,630円からの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で下値、上値を徐々に切り上げる動きとなっています。この中で昨年の8月18日に8,470円の高値をつけて9月29日の6,780円まで下落しましたが、日経平均の暴落にもかかわらず下値を切り上げ上値は今月の2月2日に8,560円と昨年の8月18日の高値を更新する動きとなりました。再び日経平均の急落につれ安しています。

沢井製薬

 

9064 ヤマトホールディングス 東証1部

1月28日決算発表済。

2012年11月15日の1,170円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で短期の上昇トレンド(B)となって2013年9月27日の2,299円まで上昇後、2014年1月28日の1,921円まで押し目を入れた後ボックス相場(C)へ移行しました。このボックス相場の中でもみあい10月17日に1,967円の安値をつけたあと、急伸し上放れとなって2015年3月30日に2,958円の高値をつけました。ここをピークに9月8日の2,166円を安値とする三角保ち合いとなっています。この中で今年の1月21日の2,204円を安値に2月2日の2,644円まで上昇し、そのあと日経平均の急落につれ安しています。三角保ち合い(D)の下値サポートラインに接近すれば買って、まずは上値サポートライン接近で売るという投資を想定していましたが、日経平均がさらに急落し、昨年の9月8日の2,166円にタッチする2,167円まで下げました。ここからは売られすぎと考えられます。

ヤマトホールディングス

 

8515 アイフル 東証1部

11月1日決算発表済。2016年3月期見通しは黒字転換変わらず。

日銀のマイナス金利は市場金利が一段と低下することによって消費者金融には業績はプラスになると見られる。

2014年3月27日の286円を安値に上昇トレンド(A)を形成、この中で7月2日の705円まで大幅上昇となるものの、ここをピークに急落となり上昇トレンド(A)を切って10月17日の348円まで下落。ここから11月4日の528円まで自律反発し、その後は三角保ち合い(B)となりました。この煮詰まってきたところで2015年7月9日の343円を安値に上放れとなり、8月28日に494円まで上昇。ここから9月8日の388円まで押し目を入れて短期の上昇トレンド(C)へ移行し10月19日の522円まで上昇しました。ここから日経平均の急落につれ安する形で売られすぎの状態となっています。

アイフル