4218 ニチバン 東証1部

11月9日決算発表。8月10日の決算発表で2016年3月期予想を上方修正し増収・増益幅拡大。

2012年11月15日の245円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2013年4月24日447円まで上昇後、調整入りとなりましたが、2014年3月20日の332円を1番底、10月16日の354円を2番底にして急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンドの中で2015年の8月10日に上方修正となって8月20日には711円の年初来高値更新となりました。

その後、中国の利上げをきっかけに世界同時株安となり、日経平均は急落して大きな上下動を繰り返しました。この株も終値ベースでは550~600円の間の上下動となりましたが、9月8日の552円、9月29日の540円を2点底にしてボックスを上放れし12月8日に650円まで上昇して12月25日の584円まで下げてもみあっています。

ニチバン

 

6508 明電舎 東証1部

10月30日決算発表。2016年3月期の最高益更新、見通し変わらず。

2012年11月12日の246円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、2013年5月21日の414円まで上昇。その後6月7日の296円まで押し目を入れて三角保ち合い(A)となって上放れて短期の上昇トレンド(B)となって2014年4月2日の467円まで上昇しました。ここで三尊天井を形成して上昇トレンド(B)を下に切り2015年1月16日の339円まで下落し、ここからの反発で6月26日の480円まで上昇するものの再下落となり、9月30日に338円まで下げてダブル底の形となりました。ダブル底の形から再上昇となり339~464円のボックスを上にぬけて12月18日には502円と年初来高値を更新しました。上昇している背景には1991年3月期決算での最高利益を出して以来、久しぶりに更新してきたことで今後も期待できるという見方で買われているためでしょう。

明電舎

 

4047 関東電化工業 東証1部

11月13日決算発表。2016年3月期予想は増収・増益変わらずだが売上をやや下方修正。

2012年10月10日の112円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、下値をゆるやかに切り上げる上昇トレンド(A)となっていましたが、2014年8月8日の242円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2015年8月18日の決算発表で2016年3月期見通しを大幅上昇修正したことで、8月18日に1,098円まで上昇し、ここで材料出尽くしとなって調整入りとなりました。日経平均の急落もあって9月29日に720円まで下落し11月13日の1,026円まで上昇したところで戻り高値となって再下落し全値押しの形になりつつあります。

関東電化工業

 

3401 帝人 東証1部

11月2日決算発表。9月中間決算は増収・増益となったものの通期の売上は下方修正。但し、原油価格の低下によって利益は拡大し営業利益と純利益は上方修正。

2012年11月13日の156円を底値にアベノミクス相場がスタートし中長期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2013年5月22日の285円まで上昇後、6月21日の202円まで下落し285円を高値とする、ゆるやかな上昇となっていましたが、2014年5月12日の224円、10月17日の237円を2点底にして急上昇となり2015年6月2日の498円、6月24日の499円とダブル天井をつけました。ここから9月29日の345円まで押し目を入れて反発したところで11月2日の決算を受けて一段高となり、12月2日の449円まで上昇し押し目形成となっています。

帝人

 

9303 住友倉庫 東証1部

11月5日決算発表。2016年3月期予想、増収・増益変わらず。

2012年10月11日の319円を安値に11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて2013年4月9日の743円まで上昇しました。ここをピークに2014年4月15日の460円まで下落しました。ここを安値に2015年6月8日の730円まで上昇し三角保ち合い(B)へ移行して現在に至っています。この中で2015年11月17日の693円を高値に反落となり三角保ち合いの下値斜線に接近しています。

住友倉庫