4626 太陽ホールディングス 東証1部

7月31日決算発表。2015年4-6月期の純利益は前年同期比21%増の17億6,400万円。

2016年3月期の連結純利益は前期比5%増の70億円と前期に続き最高益更新の見通し。

中長期上昇トレンドの中で、2014年5月20日の2,870円を安値に中期上昇トレンド(A)を形成していましたが、今回の中国株安をキッカケに同時株安となって日経平均も急落し、この銘柄もつれ安しています。いずれは高値更新してくる可能性が高いと思われますが当面は売られすぎからのリバウンド狙いとなるでしょう。

太陽ホールディングス

 

2201 森永製菓 東証1部

8月5日決算発表。5月15日に上方修正を据え置き。

2008年4月3日の239円を上値とし、10月10日の157円を下値とする長期ボックス相場(A)を形成。この中で2012年11月13日の172円を安値にアベノミクス相場にサポートされて緩やかな上昇トレンド(B)となり、この上昇トレンドの中で2014年10月17日の218円を安値に上放れとなって急角度の上昇トレンド(C)となりました。今年の4月6日に464円の高値をつけて5月7日の383円まで押し目を入れ、業績上方修正を受けて(C)よりも少し大きな角度の上昇(D)となって8月18日に742円の高値をつけました。ここで日経平均の急落につれ安して8月21日に665円で短期の売転換となっています。しかし、この銘柄は日経平均の大幅急落にもかかわらず下げ幅が小さいと思われますが、このような株は押し目買いが強いことを示していると考えられます。

森永製菓

 

8005 スクロール 東証1部

7月28日決算発表。4月30日の決算発表では上方修正して黒字転換。その予測は据え置き。

2010年5月17日の480円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2012年11月14日の232円で底打ちとなってアベノミクス相場にサポートされて緩やかな上昇トレンド(B)を形成していました。2014年1月6日の349円の高値をつけたところで、業績下方修正となり下降トレンド(C)へ転換となりました。この下降トレンド(C)の中で、5月22日の236円、10月29日の244円と2点底となって反発し、11月13日に277円で買転換となって上放れし、今期黒字転換の見通しで急騰となっています。8月17日に549円の高値をつけた後、日経平均の急落につれ安していますのでリバウンド狙いとなります。

スクロール

 

6505 東洋電機製造 東証1部

7月10日決算発表。2016年3月期見通しを上方修正。

5月20日発表では、東大の研究グループや日本精工と共同で世界で初めてのワイヤレス電力伝送を用いたイソホイールモーターを開発したと発表。同モーターを搭載するEV走行にも成功。

2012年11月15日の200円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2014年2月4日の307円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、8月19日に479円の高値をつけました。ここから一旦下落となって10月21日の362円まで下げましたが、業績の上方修正で再上昇となり、今年の5月20日には517円と昨年高値を更新しました。7月10日の決算発表で再度上方修正となるも、市場の期待に届かず売転換となって下落しましたが、これに日経平均の急落が加わったことで売られすぎの状態となりました。

東洋電機製造

 

4319 TAC 東証1部

7月31日決算発表。5月14日上方修正のまま据え置き。

2012年7月25日の120円で底打ちとなり、底値圏のもみ合いの中で11月9日に128円を安値にアベノミクス相場にサポートされて12月20日に145円で買転換となり、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2014年1月22日の499円まで上昇後、業績の下方修正を受けて急落し、下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)を抜け出したところで今年の7月9日に204円の安値をつけて、7月31日の決算発表を受けて買い直され、8月4日に348円まで戻りもみあっているところで、日経平均の急落につれ安となりました。

TAC