7011 三菱重工業 東証1部

2012年11月13日の315円を安値に、アベノミクス相場にサポートされ、11月22日に364円で買転換となって急上昇となり、2013年5月23日に765円まで上昇しました。ここを当面のピークに調整入りとなり、6月21日の513円まで押し目を入れて2014年1月6日の730円まで反発するものの、ここが戻り高値となって5月8日の530円まで下落しました。この後は、1月6日の730円を高値とし5月8日の530円を安値とする三角保ち合い(B)となっていましたが、これが煮詰まったところで今年の2月5日の612円を安値に3月13日の674円で買転換となり、三角保ち合い(B)を上放れして6月4日に805円の高値をつけて2013年5月23日の765円を更新しました。ここからの押し目は買い有利と考えられます。

三菱重工業

 

8411 みずほフィナンシャルグループ 東証1部

長期の下降トレンドの中で、2011年11月21日の98円で底打ちとなり、その後120円台でもみ合っていましたが、2012年11月13日の121円を安値に、アベノミクス相場にサポートされ、12月13日の135円で買転換となりました。2013年5月13日の233円まで上昇後は、180~240円のボックス相場(A)となりました。この中で、2013年5月15日の233円、2014年1月23日の240円を2点天井、2013年6月7日の180円、2014年10月17日の178円と2点底となっていましたが、今年になって2月18日の210円で買転換、4月16日の220円で「ろく買」(追加の買法則)がでて上限となっていた240円を上にぬけ、6月1日に280円まで上昇して6月19日に250円まで押し目を入れ戻りに入っているところです。

みずほフィナンシャルグループ

 

5711 三菱マテリアル 東証1部

2016年3月期の業績見通しは増収、2ケタの増益。

現在は、2011年10月4日の176円を安値とする上昇トレンド(A)となっています。この中で2012年11月14日の210円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月10日の242円で買転換となって、2013年9月20日の430円まで上昇しました。ここを当面のピークにして下落となり、2014年3月25日の273円で1番底、10月17日の309円で2番底をつけ、今年の3月5日には2013年9月20日の430円とほぼ同値の429円まで上昇しました。これがダブル天井のような形となったことで、三角保ち合い(B)へと移行して、もみ合っていましたが、4月17日に423円で、この三角保ち合いを上放れし6月11日に518円の高値をつけました。現在、ここをピークに調整入りとなっています。

三菱マテリアル

 

6205 大阪機工 東証1部

2016年3月期も増収・増益の見通し、1株純資産は275円。

2011年2月3日の145円を高値とし、3月15日の66円を安値とする大底圏での三角保ち合いの中で、2012年10月2日の84円を安値に11月中旬のアベノミクス相場のスタートにサポートされ上放れとなって急伸し、2013年4月16日には216円と短期で2.5倍化となりました。ここをピークに買われすぎから調整となって下降トレンド(B)となりました。この中で9月2日の129円を安値に9月24日の190円と急上昇するものの、すぐに反落となり、2014年の2月4日の124円まで下げて底打ちとなって、ここから上昇トレンド(C)へ移行しています。9月29日の174円まで上昇後、10月14日の139円まで押し目を入れて、再上昇となり、今年の6月15日には202円の年初来高値つけ、押し目を形成しています。

大阪機工

 

6508 明電舎 東証1部

2012年11月12日の246円を安値にアベボミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2013年5月21日の414円まで上昇した後、6月7日の296円まで下げて底打ちとなり、再上昇となって2014年1月9日の442円、4月2日の467円、7月30日の455円と3尊天井を作ったところで、調整入りとなり、上昇トレンド(A)を下に切って今年の1月16日の339円まで下落しました。ここを安値に上方修正期待から急角度の上昇となり、6月26日には480円の昨年来高値更新となりました。3尊天井の形を突破することは、3尊天井の崩れ型といって、上放れの形となります。今回は6月26日の480円までいったところで、ギリシャ問題などから日経平均が大きく下落しているため、つれ安となっています。いったん落ち着けば再上昇が期待できます。

明電舎