6489 前澤工業 東証1部

2012年9月13日の164円、11月15日の168円を2点底にしてアベノミクス相場にサポートされ、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2013年5月14日の533円まで急騰し、ここがピークとなりました。ここから買われ過ぎとなって本格調整となり下降トレンド(B)へ移行、約1年後の2014年5月21日の282円で当面の底打ちとなり、7月16日の397円まで反発しました。ここを戻りのピークとして短期の下降トレンド(C)となっていましたが、10月16日の302円、12月16日の310円と2点底の形となって、今年の3月25日に348円で買転換となっています。

前澤工業

 

6997 日本ケミコン 東証1部

15年3月期業績見通しを上方修正し、来期業績見通しも増収・増益見通し。

2012年10月11日の100円を底値に11月15日の120円で買転換となり、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、10月2日の510円で当面のピークとなり下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、2014年7月18日の264円で底打ちとなり、10月16日の278円を2番底に上放れの形となって、上昇トレンド(C)を形成しています。12月8日に405円まで上昇して今年の1月19日に319円まで押し目を入れ、再上昇となって3月2日に399円まで戻して、押し目を入れながらもみあっているところです。

日本ケミコン

 

3110 日東紡績 東証1部

2月5日決算発表。10-12月期経常益は47%増の25.7億円。通期を従来比18%増に上方修正。

2012年10月11日の238円を安値に11月1日に273円で買転換となり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、2013年5月22日に431円まで上昇しました。ここから6月13日の281円まで大きな調整を入れますが、すぐに切り返し中期の上昇トレンド(A)の中で角度の大きい上昇トレンド(B)となりました。この上昇トレンド(B)の中で、2013年12月3日の560円まで上昇して当面のピークとなり、2014年2月6日の406円まで下げて4月3日の485円まで戻し、その後は下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で、5月21日の365円、10月21日の348円、今年の1月6日の378円と三点底(逆三尊天井)となって2月6日に470円で買転換となって上放れし、3月18日には昨年4月3日の485円の戻り高値を上回る492円まであって、3月27日に462円で短期の売転換となって押し目を形成してきています。

日東紡績

 

4224 ロンシール工業 東証2部

・今期は25年ぶりに復配方針。

・来期業績も増収・増益が見込まれ、1株純資産は218円で割安銘柄。

2012年7月24日の70円、10月11日の72円を2点底に反発し、11月中旬のアベノミクス相場のスタートで12月7日に88円で買転換となり、2013年5月13日の163円まで上昇しました。ここから6月7日の97円まで下げて再上昇となり、2014年1月21日に191円の高値をつけました。ここをピークに行って来いの動きとなって5月19日には105円まで下落しました。現在、2012年7月24日の70円と2014年5月19日の105円を結ぶ上昇トレンド(A)の下値ラインとなっています。この105円を安値に7月14日の163円まで反発し、10月16日の127円まで下げて三角保ち合い(B)を形成しましたが、この煮詰まったところで上放れし、今年の2月23日に153円で買転換となって3月12日の188円まで上昇し、押し目となっているところです。

ロンシール工業

 

7021 ニッチツ 東証2部

15年3月期業績見通し上方修正。来期も続伸見通し。1株純資産521円で割安感強い。

2010年4月30日の257円を戻り高値にして下降トレンド(A)を形成しました。この中で、2012年11月15日の143円を安値にアベノミクス相場のスタートに合わせて2013年3月26日の196円まで上昇するものの、下降トレンドの上値斜線(A)にアタマを押さえられ、8月28日の155円まで下落となりました。しかし、ここから再上昇となって下降トレンド(A)を上に抜け、今年の3月16日には2010年4月30日の戻り高値257円を上回る259円の高値をつけ、押し目形成となっています。下値の上昇角度は、2012年11月15日の143円を安値に(1)→(2)→(3)→(4)と角度が大きくなっており、将来の上昇が期待できる形と考えられます。

ニッチツ