6371 椿本チェイン 東証1部

2月6日決算発表。11月7日の決算発表時の上方修正を維持。

2012年10月15日の375円、11月13日の378円とダブル底をつけた時点でアベノミクス相場がスタートし、11月20日に423円で買転換が出現、その後中期の上昇トレンド(A)を形成しています。この中で、2014年10月17日の780円を安値に業績の上方修正を好感して12月8日の1,050円まで上昇、その後一旦材料を織り込んで調整となり、今年の1月22日の887円まで下落しました。ここからジリ高となって戻り歩調となり、2月17日に980円で買転換となっています。

椿本チェイン

 

6363 酉島製作所 東証1部

2月5日決算発表。10-12月期の経常は前年同期の1.44億円の赤字→3.84億円の黒字に転換。

2012年10月4日の500円を安値に11月2日の580円で買転換となり、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートを受けて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2013年5月13日の1,124円まで上昇後、6月26日の743円まで押し目を入れ、再上昇となって2014年3月5日の1,408円の高値をつけました。この後、業績下方修正を受けて急落し、5月21日に745円まで下落、ここから7月7日の950円まで反発後、三角保ち合い(B)を形成していました。この煮詰まったところで12月30日に867円で買転換となり、その後はじりじりと戻しを入れています。当面1,000円は上値のフシとなりますので、下げすぎからの水準訂正狙いとなります。

酉島製作所

 

6383 ダイフク 東証1部

2月10日決算発表。営業利益、経常利益とも前回より上方修正。

2012年10月1日の381円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートを受けて11月14日の428円で買転換後、上放れとなりました。2013年11月25日の1,381円まで上昇後、2014年2月4日の1,116円まで押し目を入れて3月11日の1,526円まで上昇して高値を更新、ボックス相場(A)へ移行しました。このボックス相場(A)の中で、2014年10月17日の日経平均の急落につれ安して1,074円まで下げましたが、ここから12月8日の1,463円まで上昇し、今年の1月16日に1,226円まで押し目を入れて1月23日に1,322円で買転換となりました。2月10日に上方修正したこともあり、2月27日に1,573円まで上昇して、終値で1,556円となって昨年3月11日の1,526円を上回り、約1年半のボックス相場(A)を上放れる形となっています。押し目があれば買い有利のチャートと考えられます。

ダイフク

 

5998 アドバネクス 東証1部

2月6日決算発表。15年3月期見通しは増収増益。来期業績見通しも続伸の見通し。

2010年6月14日の149円を高値に下降トレンド(A)となり、この中で2011年3月15日の43円、11月22日の51円と2点底をつけて下降トレンド(A)を上に抜け、2012年2月22日の130円まで上昇しました。この後、再下落となって11月14日の65円まで下げたところでアベノミクス相場のスタートと上昇トレンド(B)となっています。現在はこの上昇トレンド(B)の中で、2014年10月17日の141円の安値をつけて、12月8日の211円と高値を更新し押し目を形成しているところです。

アドバネクス

 

9743 丹青社 東証1部

2月27日決算発表では、通期上方修正。

2013年8月8日の592円、2014年1月23日の609円とダブル天井に近い形となって下落し、5月21日の336円の安値をつけました。ここから業績の改善を受けて急上昇となり、短期の上昇トレンド(B)を形成しました。この中で11月6日の1,088円まで上昇後、高値圏で三角保ち合い(C)となって下放れし、800円前後でもみあい下向きの先細三角形(D)の形となっていました。この先細三角形(D)の中で、今年の2月6日に771円の安値をつけた後反発となり、3月2日に848円で買転換となりました。2月27日の決算発表で上方修正を受けての反発となっています。

丹青社