6798 SMK 東証1部

1月27日決算発表。15年3月期業績見通しを上方修正。当初の減益見通しから一転増益見通しに。同時に増配発表。円安進行が上方修正につながる。

2012年11月14日の187円の安値からアベノミクス相場にサポートされて、2013年5月15日の352円まで上昇しました。6月21日の257円まで押し目を入れた後、角度の大きい上昇トレンド(A)へ移行。この年の12月26日には725円まで上昇するが、ここをピークに本格調整となって2014年5月22日の356円で底打ちとなりました。9月3日の605円まで反発した後、三角保ち合い(B)を形成。この三角保ち合いの中で徐々に煮詰まり、今年の1月16日に434円の安値をつけて反発中に、1月27日の決算発表で上方修正となり、1月28日に504円で買転換となりました。三角保ち合いの斜線にあたって一服しているところです。

SMK

 

6586 マキタ 東証1部

1月30日決算発表。15年3月期の連結純利益が前期比17%増の450億円になる見通し。売上高は従来予想を150億円上回り、4%増の4,000億円を見込む。

2013年11月1日の4,500円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、6月23日の6,440円の高値をつけた後、上昇トレンドを切って10月17日の5,210円まで下落しました。ここから急反発となって11月4日の6,510円まで上昇するものの、高値もみあいとなった後11月25日に6,500円とダブル天井をつけて11月26日の6,110円で売転換となり、上昇トレンドを大きく切って今年の1月7日の5,040円まで下落しました。1月16日に5,050円をつけてダブル底の形となって1月20日の5,580円まで上昇するものの、再下落となって1月29日に5,070円まで下げました。1月30日に好決算期待から△160円の5,270円と反発し、決算発表の上方修正を受けて2月2日に5,500円と高寄りするものの、終値では▼50円の5,220円となりました。本日は▼70円の5,150円で引けています。多少荒い動きをしていますが、1月20日の5,580円を上に抜けると3点底を確認したとして一段高が期待できるところです。

マキタ

 

6395 タダノ 東証1部

1月30日決算発表。前期と変わらず。

2013年4月19日の945円を安値とし、7月19日の1,594円を高値とする三角保ち合い(A)の煮詰まったところで2014年2月4日の1,200円、4月17日の1,220円と2点底をつけて三角保ち合い(A)を上放れし、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で9月29日の2,030円でピークをつけ、当面の業績を織り込んだことで下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、今年の1月16日に1,340円まで下落しましたが、1月30日の決算発表で前期と変わらず好調を維持していることが確認されると、2月2日に1,469円で買転換となって下降トレンド(C)を上に抜ける状況になってきています。

タダノ

 

6505 東洋電機製造 東証1部

1月14日決算発表。11月中間期決算は経常利益8億7,300万円(前期比3.2倍)の大幅増益。15年5月期通期の営業利益予想は従来予想を据え置いたが上振れの可能性は大きい。

2012年11月15日の200円で底打ちとなり、ここからアベノミクス相場にサポートされて12月6日に231円で買転換となって、2013年5月22日の363円まで上昇しました。ここから6月14日の249円まで押し目を入れた後、上向きの先細三角形(B)を形成し、この中で2014年2月4日の307円を安値に上昇トレンド(C)となって上放れ、8月19日には479円の高値をつけました。ここで好業績を織り込んで下落となるものの、10月21日の362円まで下げて、2012年11月15日の200円の安値からの上昇トレンド(A)にサポートされて反発、11月17日に380円で2点底となって戻りを試しています。

東洋電機製造

 

1972 三晃金属工業 東証1部

1月30日決算発表。15年3月期の業績見通しと配当予想を上方修正。

2011年11月29日の205円と2012年3月30日の292円を基点とする下向きの三角保ち合いの形(A)となり、この中で10月11日の187円を安値に上放れとなって、2013年5月21日の319円まで上昇しました。ここをピークに6月27日の209円まで下落後、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(B)となっています。この中で、2014年5月21日の210円を安値とする上昇トレンド(C)を形成しつつ、直角三角形(B)を上に抜ける動きとなってきています。

三晃金属工業