6140 旭ダイヤモンド工業 東証1部

8月1日発表。2014年4-6月期の経常利益が49%増の15.3億円に拡大して着地。太陽光発電所の増加で、電池のシリコン切断に用いる電着ダイヤモンドワイヤが好調。

2012年11月13日の661円を安値に、11月15日の702円で買転換となってアベノミクス相場にサポートされ、2013年5月22日の1,164円まで上昇しました。ここをピークに下向きの先細三角形(B)を形成していましたが、この中で11月8日の855円を安値に11月28日に937円で買転換となり、好調な業績を受けて上昇トレンド(C)へ移行しました。この中で、今年の6月3日の1,749円の高値をつけた後、買われ過ぎからの調整となって短期の下降トレンド(D)となっています。現水準からは売られ過ぎと考えられます。

旭ダイヤモンド工業

 

6461 日本ピストンリング 東証1部

2012年10月12日の120円を安値に、11月19日に138円で買転換となってアベノミクス相場にサポートされ、下降トレンド(A)を上に抜けて2013年5月21日の221円まで上昇しました。ここからの調整で6月7日の154円、9月2日の152円とダブル底となって反発し、11月10日の231円の高値更新となりました。ここをピークに再下落となり、5月19日に164円まで下げて売られ過ぎとなりました。

5月19日に164円まで下がって安値圏でもみあっているところでしたが、2015年3月期は増収・増益予想のため売られ過ぎとなります。その後は、160円台はなくそのまま上昇してしまいました。その後は、7月18日に195円をつけて反発し、9月16日に265円まで上昇しました。ここから日経平均の急落につれ安していますので、押し目買い有利と考えられます。

日本ピストンリング

 

6768 タムラ製作所 東証1部

2012年11月13日の164円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月10日に188円で買転換が出現、2014年1月21日の348円まで上昇が続きました。ここをピークに4月11日の235円まで下落後、業績の上方修正を受けて5月9日に282円で買転換が出現、急騰となって9月16日の479円まで上昇しました。ここをピークに日経平均の急落につれ安しています。

タムラ製作所

 

4027 テイカ 東証1部

2012年11月13日の215円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月26日の236円で買転換となって2013年3月7日の361円まで上昇しました。その後三角保ち合い(A)を形成し、この煮詰まってきたところで今年の5月8日に274円の安値をつけ、5月13日に291円で買転換となって業績上方修正を受けて急騰しました。9月19日に514円の高値をつけたところで日経平均の急落につれ安しています。

テイカ

 

1815 鉄建建設 東証1部

7月17日報道。「JR東日本などによる品川駅周辺の再開発」が報じられたことを受け、JR関連工事に強みを持つ同社に思惑買い。

大底圏での下値を切り上げる直角三角形(A)の保ち合い相場から、2013年6月7日の101円を安値にして9月3日に149円で上放れて買転換となり、9月17日の381円まで急騰しました。ここから上値を切り下げる三角保ち合い(B)へと移行し、この煮詰まったところで今年の5月21日の265円を安値に品川駅周辺再開発の思惑から急騰し、9月2日に534円まで上昇して、日経平均の急落につれ安して押し目を形成しているところです。

鉄建建設