6361 荏原製作所 東証1部

2012年6月1日の251円の安値からの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で、2013年5月21日の613円まで上昇後三角保ち合い(B)となり、この煮詰まったところで11月1日の505円の安値から再上昇となって、今年の2月19日に730円で昨年来高値更新となりました。ここをピークに調整入りとなり、4月14日の573円の安値をつけて小さな三角保ち合い(C)となっていました。ここを上に抜けて6月9日に661円まで上昇して押し目を形成中。その後は、翌日から3日間620円台をつけた後上昇に転じ、7月4日に680円まで上昇しました。ここから再下落となって8月13日に581円まで下げて反発し、9月19日に662円で買転換となっています。4月14日の573円、8月13日の581円とダブル底のような形となっています。

荏原製作所

 

1802 大林組 東証1部

8月14日発表。「15年度にもビル建設などに際し、地盤の掘削調査へ自社開発のロボットを導入」し、作業人員を半分に減らしてコストの3割削減を目指す。

2012年6月4日の295円で底打ちとなり、11月15日の369円で買転換となってアベノミクス相場のスタートと同時に上放れし、2013年5月14日の645円まで上昇しました。ここから6月7日の447円まで押し目を入れて、上昇トレンド(A)に沿って上向き先細三角形(B)の形となっていましたが、今年の5月20日の595円を安値に上放れとなり8月18日の826円の高値をつけて、9月4日に781円で短期の売転換となって9月22日の722円まで下げました。ここから9月29日の763円まで反発するものの、10月2日の日経平均の▼420円の急落につれ安し、716円で追加のろく売の法則が出ました。

大林組

 

1766 東建コーポレーション 東証1部

2013年4月23日の高値をピークに上昇トレンド(A)を切って6月7日の4,500円まで下落しました。ここから7月3日の5,920円まで反発するものの、戻り天井となって下降トレンド(B)を形成しました。この下降トレンド(B)の中で、今年の3月20日の4,100円まで下げて4月2日の4,950円まで反発し、下値を切り上げる直角三角形の保ち合い(C)となりました。この直角三角形の保ち合い(C)が煮詰まってきたところで、8月8日の4,555円を安値に上昇を開始し直角三角形を上放れして、9月22日に4,875円で買転換出現となりました。但し、8月8日の4,555円を終値で切ると損切りとなります。

東建コーポレーション

 

6101 ツガミ 東証1部

10月8日の日経新聞では、2014年4-9月期連結決算は前年同期比5.7倍の45億前後(従来予想は40億)。

2015年3月通期の業績予想は上方修正される公算が大きくなった。

2012年3月29日の990円を高値に大幅下落となり、7月18日の463円まで下げました。ここからは、上値を2013年5月30日の677円、下値を10月8日の426円とする大きなボックス圏の中での動きとなっています。この中で2013年10月8日の426円を安値に、下値を切り上げる上昇ライン(C)を形成しており、今年になって5月19日の505円、8月8日の513円の2点底をつけて、9月8日に574円で買転換が出現しました。その後9月29日に625円まで上昇して、日経平均の下落につれ安して押し目を形成しつつあります。通期上方修正期待はまだ織り込んでおらず、買い有利と考えられます。

ツガミ

 

6390 加藤製作所 東証1部

2012年10月10日の179円を安値に上昇トレンド(A)を形成中となっています。この中で、今年の3月27日の492円を安値に角度の高い上昇トレンド(B)へ移行しています。8月7日に759円の高値をつけた後8月11日の671円まで押し目を入れ、9月1日に775円と終値で759円を抜けて年初来高値更新となって上放れの形となり、10月1日に847円の高値をつけて押し目を形成しています。

加藤製作所