6742 京三製作所 東証1部

2011年5月12日の486円からの下降トレンドライン(A)が下値サポートとなって、2012年10月11日の251円で底打ちとなり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年5月13日の382円まで上昇しました。ここから三角保ち合い(B)の形となって、この中で2013年10月8日の301円を安値に煮詰まりの動きとなり、今年の5月21日の328円を安値に6月18日に360円で買転換となって上放れし、7月7日には387円をつけて昨年来高値更新となっています。押し目買い有利の形と考えられます。信号大手の一角で、道路等の公共投資、東京オリンピックに向けての首都圏鉄道網の整備など先行きは明るいと思われます。

京三製作所

 

6428 オーイズミ 東証1部

2012年11月14日の285円を安値に、この時点からスタートしたアベノミクス相場にサポートされて急騰となって、2013年4月30日の1,445円と5カ月で5倍化となりました。ここをピークに6月7日の785円まで押し目を入れ、その後はおおよそ800~1,400円の大きなボックス相場(A)となっています。この中で、9月25日に1,411円をつけた後は下降トレンド(B)となって、カジノ法案の成立がはっきりしないこともあって、800円水準まで下げてもみあい、今年の3月20日の836円、4月11日の801円、5月21日の811円の3点底の形となり反発となっていましたが、短期の上昇トレンド(C)の中で7月28日に1,071円で買転換となっています。基本的には、800~1,400円のボックス圏の中で上限を目指す形と思われます。日本で3カ所ほどカジノを行う方向が決まりましたし、国政銘柄として息の長い相場となりそうです。

オーイズミ

 

4093 東邦アセチレン 東証2部

中長期の三角保ち合い(A)の中で、2012年11月12日の77円を安値にアベノミクス相場にサポートされて12月25日の89円で買転換となって上放れし、2013年5月22日の142円の高値をつけました。ここから6月7日の97円まで押し目を入れて、上向きの末広がり三角形(B)となりました。この中で、4月11日に136円の安値をつけ、6月25日に195円まで上昇して押し目を入れました。その後、7月1日の171円を安値にそのまま上昇となり、7月23日に192円まで下がって再び押し目を入れています。柴田罫線では、2山形成後、押し目を作っていますので、押し目を浅くして2山を突破すれば一段高の形と言えます。

東邦アセチレン

 

6798 SMK 東証1部

2012年11月14日の187円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月18日の218円で買転換となって2013年5月15日の352円まで上昇しました。ここから6月21日の257円まで押し目を入れ、急騰となって12月20日には725円と半年で2.8倍化となりました。ここをピークに買われ過ぎからの急落となり、今年の3月20日に382円の安値をつけて4月21日の454円まで戻すものの、信用買い残が多く再下落となって、5月22日には356円と安値更新となりました。その後、2点底からの反発となって6月9日の413円で買転換となり、いったん切った上昇トレンド(A)を回復し、7月18日の402円まで押し目を入れ、7月25日に457円をつけて4月21日の454円を上回ってきています。

SMK

 

5991 日本発條 東証1部

2012年10月11日の600円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて12月28日の706円で下降トレンド(A)を上に抜いて上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で、2013年5月22日の1,373円まで上昇し、ここをピークに調整入りとなって上昇トレンド(B)を下に切って10月8日に939円まで下落しました。ここからの反発で今年の1月16日に1,267円まで上昇して2番天井となり、短期の下降トレンド(D)となりました。

その後は、5月12日の決算で下方修正となって5月14日に831円(ザラ場816円)をつけ、すぐに950円台でもみあって戻りを試す形となり、7月4日には1,042円まで上昇し、1,000円水準でもみあっています。現時点での業績からは割安と考えられますが、一段上にいくには材料不足と言えますので、950円水準以下を待ってみることになります。

日本発條