6622 ダイヘン 東証1部

2012年10月3日の189円、11月14日の200円を2点底に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(B)を形成しました。この中で、今年の1月17日の549円まで高値をつけたあと、短期の下降トレンド(C)となって上昇トレンド(B)を下に切り、4月11日には373円の年初来安値をつけました。400円を挟んだもみあいとなっていました。その後、5月21日に372円まで下げてダブル底の形となり、緩やかな上昇トレンド(D)を上に抜けて4月2日の426円をクリアーすると、6月23日の489円まで上昇しました。ここで上昇トレンド(B)の下値サポートラインにアタマを押さえられる形となって7月10日に464円で短期の売転換となって押し目を形成しています。

ダイヘン

 

6501 日立製作所 東証1部

2012年10月15日の401円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、11月19日の446円で買転換出現となって、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、今年1月21日には877円と昨年来高値を更新し当面のピークとなり、2月4日の746円まで下げて、3月7日の832円まで戻した後は下降トレンド(B)へ移行しました。

4月15日の終値が725円で、その後の動きとしては、5月20日の660円まで下げて反発し、7月7日には777円まで上昇して押し目を形成しています。ここからの押し目が浅ければ上値は限定的ですので、見送りとなります。

日立製作所

 

4203 住友ベークライト 東証1部

2012年10月15日の265円を安値に11月7日に308円で買転換となり、中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年2月12年の405円まで上昇トレンド(A)を形成しました。ここから4月4日の337円まで押し目を入れて再上昇となり、5月20日の456円の高値をつけましたが、上昇トレンド(A)にアタマを押さえられ再下落となって6月17日の342円の安値をつけました。この後の動きは345円近辺を下値抵抗ラインとする直角三角形の保ち合い(B)となっていましたが、この煮詰まったところで8月28日の339円、11月6日の339円とダブル底となって上放れとなり、今年の1月21日に401円をつけました。しかし、400円台は強力な上値抵抗ゾーンとなっており、350~400円のもみあいが続いて、この中で5月19日の356円の安値をつけた後じりじりと上昇し、6月20日に396円で買転換となって7月1日に410円の年初来高値更新となりました。基本的に日経平均に連動しており、日経平均が15,500円を突破して16,000円を目指す動きとなるのを待つところです。

住友ベークライト

 

7021 ニッチツ 東証2部

2008年10月10日の126円、2009年2月23日の125円とダブル底をつけて6月5日の279円まで上昇後、127~265円の中長期のボックス圏(A)の中の動きとなっています。この中で、2010年4月30日の257円を高値に下降トレンド(B)を形成していましたが、2012年11月15日の143円を安値にアベノミクス相場がスタートし、緩やかな上昇トレンド(C)となって下降トレンド(B)を上に抜けて、今年の1月10日に205円まで上昇し、その後もみあって7月9日に195円で買転換となっています。

ニッチツ

 

6419 マースエンジニアリング 東証1部

2012年11月中旬のアベノミクス相場のスタート後に、12月14日の1,704円の安値をつけてカジノ関連として急騰となり、2013年5月13日の2,408円まで上昇しました。しかし、その後カジノ法案の成立が延びたこともあって急落となり、6月7日には1,721円まで下落しました。その後は、下値を緩やかに、上値はやや角度の大きい切り上げとなる上向きの末広がり三角形(A)の上昇となっています。この中で、今年の2月5日に1,789円、4月11日に1,805円と2点底をつけて、5月13日に1,973円で買転換となって押し目を入れたあと、上値を試す形となってきています。6月の国会でカジノを含む統合リゾート(IR)に関する法律案が審議され、秋の臨時国会において優先的に議論されることになっています。

マースエンジニアリング