11年3月本決算、下期の粗利益率改善で予想以上の利益水準達成
現地コード | 銘柄名 | 株価 | 情報種類 |
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00751 | 創維数碼控股有限公司(スカイワース・デジタル) |
4.29 HKD (06/30現在) |
株価 企業情報 チャート |
スカイワース・デジタルの2011年3月通期の純利益は前年比6%減の11億7400万HKドルと、粗利益率の改善を背景にBOCI予想を33%上回った。通期のEPSは前年比10.7%減の0.442HKドル。売上高は同7%増の243億HKドルと、BOCIの予想の範囲内だった。
通期純利益が予想を上回ったのは、年度下期の粗利益率が予想を大きく超える水準に達したため。下期の粗利益率は20.4%と、上期の17.7%から改善した。また、前年比で1億1400万HKドルに上る販売・営業費の削減も、予想以上の利益水準の達成に寄与。営業利益率は下期に8.1%と、上期比で3.2ポイント上向いた。BOCIは6月30日のアナリストミーティングの後、12-14年の利益見通しをアップデートする方針を明らかにしている。
一方、同社のリスク要因としては、粗利益率の変動幅が過度に大きいこと、消費者心理の変化がエンドユーザー向け販売に影響する可能性などを挙げている。
BOCIは同社株価の先行きに対して中立的な見方を継続した。ただ、予想を上回る11年通期決算が株価押し上げ要因となる可能性を指摘している。
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