10年12月本決算は56%増益、オンラインゲーム関連収入がけん引
現地コード | 銘柄名 | 株価 | 情報種類 |
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00700 | 騰訊控股(トウジンコウコ) |
216.80 HKD (03/17現在) |
株価 企業情報 チャート |
騰訊控股の2010年12月本決算は、売上高が前年比58%増加したことを背景に純利益が同56%増の80億5000万元に上った。一方、10年10-12月期は、売上高の伸びが50%に減速したことで、純利益の増加率が44.5%と通期よりも低い水準にとどまった。通期と10-12月期の純利益は、BOCIの予想をそれぞれ2%、6%上回ったが、ともに市場コンセンサスを下回った。特に10-12月期はコンセンサスを5%下回っている。
BOCIはバリュエーションがピーク水準にあることや契約数の伸び鈍化、ゲーム関連収入への過度な依存を懸念し、同社の株価の先行きに弱気な見方を継続した。
弱気見通しの継続に当たり、BOCIは以下の点を考慮した。◇10-12月期のインスタントメッセンジャー(IM)契約者のアクティブ・アカウントは、前年同期比1.7%の増加にとどまり、全体のユーザー数の伸び鈍化を示した◇手数料ベースのマルチ・ベンダー・サポート(MVS)などをはじめ、10-12月期には契約者数が落ち込んでおり、現状で売上高の押し上げ要因はオンラインゲームの関連収入◇オープン・プラットホーム戦略や米グルーポンとの提携を進めるが、目先の売上貢献材料に乏しい――。
業績については、インターネット付加価値サービス(IVAS)のARPU(加入者1人当たりの月間収入)が大幅に拡大したことが急成長につながった。10竏鈀12月期の主要な成長ドライバーは、ARPUが7-9月期の20.5元から22.5元に増えたこと。一方、IVASのユーザーの総数自体は7-9月期の6730万人から10竏鈀12月期には6570万人となり、前四半期比で落ち込んでいる。IVASのARPUを押し上げたのはオンラインゲームの関連収入。経営陣は、ゲーム以外のIVASのARPUは8.1元と比較的安定していると説明している。
10-12月期には、季節的な追い風要因に欠けたものの、オンラインゲームの売上高が前四半期比9%増の27億9000万元となり、全体の売上高の51%を占めた。
BOCIは、11-12年の予想増益率を、それぞれ前年比28%、29%とみている。また、騰訊控股の部門別収入の構成や各市場での競争激化、インターネット関連規制の不透明感の広がりなどを踏まえると、市場にサプライズを与えるような株価上昇余地は限られるとの見方だ。
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