ポンドショート過去最大水準更新中
IMMポジション分析
ユーロ:
ユーロのネットショート枚数は、前週比17.1%減少して76,658枚になりました。ショートポジションは、4週連続で縮小しています。
ユーロドルは、ブレグジット後の1.09ドル台半ばから1.13ドル台まで回復。独ZEWなど景気関連指標が懸念ほど落ち込んでいない安堵感からユーロが買い戻され、IMMではユーロショートが縮小しました。
豪ドル:
豪ドルのネットロング枚数は、前週比4.0%増加して42,757枚になりました。
内訳では、豪ドル買い越し枚数が前週比プラス3.0%、豪ドル売り越し枚数は前週比プラス1.5%でした。
ポンド:
ポンドのネットショート枚数は前週比0.8%増加して、94,978枚になりました。8週連続の増加で、ショート枚数は過去最高水準を更新中です。
しかし、英国の経済指標を見ると、消費者物価はポンド安のおかげで持ち直しており、特に前年比では2014年11月以来の上昇となっています。また7月小売売上高も予想を大きく上回り、英経済がブリグジット後も底固さを維持していることを示しました。ポンド/ドルは1.30ドル後半から1.31ドル後半まで急上昇しています。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。