ポンドショートが縮小、豪ドルショートは急減。
IMMポジション推移
ユーロ:
ユーロのネットショート枚数は、前週比15.8%減少して56,489枚になりました。
豪ドル:
豪ドルのネットショート枚数は、前週比57.1%減少して6,778枚になりました。
RBAは6月7日に会合で政策金利を1.75%に据え置くことを決定しました。声明では、「インフレ率は引き続き低水準」としながらも、第1四半期GDPの強い結果を背景に「最近の経済指標は経済の成長が継続している」と強気な見通しが示されました。一部で囁かれていた8月利下げの可能性が低まったとして豪ドルが再評価されたことが、ショート枚数の減少につながりました。
ポンド:
ポンドのネットショート枚数は、前週比44.7%減少して、36,661枚になりました。
この時点の英国の世論調査では、EU離脱派が残留派を凌ぐ勢いで、ブレグジットの可能性は逆に高まっていました。にもかかわらず枚数が縮小しているのは、EU残留に賭けているというより、ポンドは十分に下がったとして、利食い目的の買戻しが先行したのが理由と思われます。
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