円ロング解消中
IMMポジション推移
円:ネットロング前週比32.7%減
CFTC(全米先物取引委員会、Commodity Futures Trading Commission)発表による5月31日現在の建玉報告によると、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)通貨先物市場において、投機筋の円のネットロング枚数は、前週比32.7%(と大きく)減少して14,837枚になりました。
円のネットロング枚数は、4月19日の週に過去最高となる71,870枚まで積み上がった後、約1ヵ月半で80%近くその枚数を減らしました。夏のFRB利上げを見据えて、円ロングのポジション解消が進みました。内訳では、円買い越し(円ロング)枚数が3週連続で縮小。円売り越し(円ショート)枚数は動きがありませんでした。
FOMC議事録の内容が6月利上げ可能性に言及したことに加え、イエレン議長のタカ派発言が円安相場に弾みをつけて、ドル円は5月30日には111.44円の5月の高値をつけました。 月足チャートでも、今年の1月以来4ヵ月ぶりに陽線で引けています。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。