注目はECB政策金利、米雇用統計・・・
今週は重要指標が盛りだくさん
今週は、多くの指標が発表されます。
ECBは木曜日に会合を開きます。金融政策は現状維持の予想。ただし今回は、ユーロ圏経済に関する最新のスタッフ予想が発表されます。3月はエネルギー安を大きな理由として、2016、17年のインフレと経済成長見通しが下振れとなりましたが、今回は原油価格が急上昇していることから上方修正の可能性もあり、関心が集まっています。
今週最大の指標は、やはり金曜日の米5月雇用統計です。市場予想は、非農業部門雇用者数変化は前月比+16万人、失業率は5.0%(いずれも前回同じ)。イエレン議長は先週の講演において、今後数ヵ月内の利上げが妥当」との見解を示しました。ただしその条件として「経済成長が想定通り継続し雇用創出が続くこと」と述べています。今回の雇用統計が6月利上げのゴーサインになるともいわれています。
その他にも、カナダ、豪、スイスの1-3月期GDP、米国のISM、貿易収支、ベージュブック、欧州では消費者物価指数、PMIや英のPMI、また豪小売売上高と中国のPMIなど、重要指標が目白押しです。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。