ユーロショート、豪ドルロングの調整進む
IMMポジション推移
ユーロ
ユーロのネット・ショートポジションは、前週比7.4%減少して-21,872枚になりました。
ショート枚数は8週連続の縮小です。
豪ドル
豪ドルのネット・ロングポジションは前週比27.2%減少して+38,158枚になりました。
RBAは5月3日、デフレ懸念の抑制を目的として、政策金利を2.0%から過去最低となる1.75%に引き下げました。市場の大半が据え置きを予想していたため、豪ドルは急落。
今回の利下げは、1月後半から続いていた豪ドル高トレンドを転換させる強力なダメ押しになりました。
ポンド
ポンドのネット・ショート枚数は、前週比13.5%減少して、34,935枚になりました。枚数は3週連続で縮小しています。
EU残留の可能性が高まっているのかというと、そうでもなく、英ICMの世論調査では、残留44%に対して離脱支持は46%と優勢になっています。内訳をみると、ポンド買い越し、売り越し共に枚数が減っているので、ポジションを傾けることを嫌った、手仕舞いがショート縮小の理由かもしれません。
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