円ショートの損切目立つ
IMMポジション推移
IMM円:
CFTC(全米先物取引委員会、Commodity Futures Trading Commission)発表による4月12日現在の建玉報告によると、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)通貨先物市場において、投機筋の円のネット・ロングポジションは、前週比10.2%増加して+66,190枚になりました。
ドル円は、黒田バズーカ第2弾発表当時の水準である109.16円を割り込むと日銀不在のマーケットのなか、4月11日には107.62円まで円高が進みました。円のロング枚数は3月8日の週に記録した64,333枚を上回り、再び過去最高水準に積み上がりました。
個別にみると、円買い越し(円ロング)枚数は前週比プラス2.0%だった一方、円売り越し(円ショート)枚数は前週比マイナス10.8%へ縮小。円ショートの損切りが進んでいるようです。
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